全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)とNTTデータが「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」のシステム障害に関して2023年12月1日に共同会見を開催した。ここではシステム開発の観点で2つの重要な事実が新たに判明した。 1つは、各金融機関から他行宛ての送金時に中継コンピューター(RC)が参照する「金融機関名テーブル」やそのテーブルの参照を高速化する3種類の「インデックステーブル」がメモリーへの展開時、所定の作業領域からオーバーフローして破損したこと。もう1つは、詳細設計書では4種類のテーブルを同時に展開できるだけの作業領域を確保することを求めていたが、プログラマーやレビュアーなどの関係者がいずれもその記述を見落とし、これが上述のオーバーフローを招いたという痛恨のミスだ。 全銀ネットとNTTデータは会見で原因の詳細とともに、開発工程における課題と再発防止策を発表した。果たしてこれ
開催中止になった音楽フェス「X-CON 2023」を主催するX-CON合同会社が、11月29日付で破産手続きを開始したことが明らかとなった。 破産管財人には、東京丸の内法律事務所の永野剛志弁護士が専任されている。 なお、チケットの払い戻しに関して、発表で同社は「X-CON合同会社ではなく返金事務局が行っております」と説明。返金事務局は十分な資金を確保しており、返金は予定通りに進めるとしている。 「X-CON」主催会社 ナタリー大山卓也氏や成田大致氏の名も 音楽業界の関係者からの証言を元に、KAI-YOUが法務局から登記事項証明書(登記簿謄本)を取得し確認したところ、X-CON合同会社は2023年(令和5年)8月8日に設立。資本金は10万円。 代表社員(CEO)に大山卓也さん、業務執行社員として株式会社DNエンタテインメント(8月末で退社)、酒井美佐子さん(8月末で退社)、成田大致さんが記載
松野博一官房長官は4日午前の記者会見で、自民党の派閥が政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に記載することなく所属議員にキックバック(還流)させていたとの「裏金」疑惑を巡り、「政府の立場として答えを差し控える」との趣旨の発言を6回も繰り返した。松野氏の事務所は同日、毎日新聞が書面で行った同趣旨の質問に対しても「会見で説明した通りだ」と回答するにとどめた。 松野氏は自身が所属する清和政策研究会(安倍派)で実務を取り仕切る「事務総長」を務めたことがあったことから、会見ではパーティー券収入を巡る質問が相次いだ。松野氏自身はキックバックを受けたことがあるのか、事務総長経験者としての自身の責任をどう考えているかなど、さまざまな角度から質問が浴びせられたが、松野氏は「政府の立場として会見している」と繰り返し、明確な回答を避け続けた。
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