「そうなんだ!今は1998年当時のアメリカのLTCM(ロングタームキャピラルマネジメント)の破たんをさらに大規模にして、世界規模にしたような破たんが起きているのだ!」と、やっと思い当たった。 LTCMとは、アメリカのノーベル経済学者などが集まって1994年に立ち上げたヘッジファンドである。金融工学の先端を駆使したヘッジファンドということで、設立当初は、大いに設けて、大いに崇拝されたヘッジファンドだった。けれども、彼らのやっていることの中身は、実は、非常に小さな市場の揺らぎを見つけて出しては、それに思いっきりレバレッジを掛けて、さやとりを根気よく続けるといった、けっこう古典的ものであった。LTCMについて、詳しく知りたい方は、↓ http://ja.wikipedia.org/wiki/LTCM など、グーグルなどなどで、検索してみてください。 「金融工学」といった、一見先端を走って