・なお、詳しくは歴史科学協議会のホームページ(http://www.maroon.dti.ne.jp/rekikakyo/)をご覧ください。興味のあるモノ、「俺なりに内容をそれなりに理解し、要約できたモノ」のみ紹介する。 巻頭言 例年になく気が重い夏となりそうです。日本の敗戦から70年となる今年、国会では安倍政権が自衛隊の海外での武力行使を可能にする「安全保障」関連法案の成立を強行しようとしています。この動きは、近現代の無謀な侵略戦争と植民地支配への反省に立ち、まがりなりにも非戦と平和主義を貫いてきた戦後日本の歩みに逆行するものと言わざるを得ません。同時に、この動きを側面から支える様々な力が作用していることにも注意が必要です。例えば、昨年来の「慰安婦」報道をめぐる朝日新聞への異常極まるバッシング、改悪された教科書検定基準・教育委員会制度のもので行われる中学校歴史教科書の採択、戦後70年をめ