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ブックマーク / note.com/iwanaminote (2)

  • 戦争文学で反戦を伝えるには|逢坂冬馬×奈倉有里|コロナの時代の想像力

    ロシア軍によるウクライナ侵攻が始まって約1か月後の今年3月19日。 小説『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)でデビューされた逢坂冬馬さんと、随筆集『夕暮れに夜明けの歌を──文学を探しにロシアに行く』(イースト・プレス)を発表された奈倉有里さんに対談をしていただきました(『図書』2022年6月号掲載)。お互いのについての感想から、戦争を描くことの両義性、戦争文学の「誤読」の問題、反戦運動への姿勢まで──いまの状況と交差するいくつもの大切なテーマが語られています。 今回、話題のひとつとして取り上げられている、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/奈倉有里訳『亜鉛の少年たち──アフガン帰還兵の証言 増補版』(岩波書店)刊行にあたり、『図書』より同対談を再掲します。ヘッダー画像はウクライナ出身の画家アルヒープ・クインジによる作品「海。クリミア」。(編集部) 逢坂冬馬氏、奈倉有里氏 翻訳文学とエンタ

    戦争文学で反戦を伝えるには|逢坂冬馬×奈倉有里|コロナの時代の想像力
  • 【緊急掲載】戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミートリー・ブィコフ/奈倉有里編訳|コロナの時代の想像力

    2月24日、ロシア軍がウクライナを侵攻というニュースに、ロシア全土から悲しみと怒りと自責と謝罪の織り交ざった声が響いた。 2月25日、ロシアで広く尊敬されている作家・文芸批評家のドミートリー・ブィコフがラジオ局〈モスクワのこだま〉の持ち番組で、現在の状況を2時間近くにわたり語った。国を主語にものごとを考えることの危険を訴える、示唆に富んだ内容だった。その一部を、急遽ロシア文学者の奈倉有里さんに翻訳紹介していただいた。ヘッダー画像はウクライナ出身の画家アルヒープ・クインジによる作品「朝のドニエプル川」。(編集部) 1.形而上学的な憎悪にかられている今日の放送をしないで済むのなら、高い代償を払ってでもそうしたかった。自分の母親が亡くなった日と同じくらいの悲しみを抱え、それでも今日、逃げ出すことはできなかった。私たちが生きているあいだに、またもや戦争が起きた。 ロシアがどうやってこの戦争から抜け

    【緊急掲載】戦争という完全な悪に対峙する──ウクライナ侵攻に寄せて|ドミートリー・ブィコフ/奈倉有里編訳|コロナの時代の想像力
    mfluder
    mfluder 2022/03/19
    “未来の学術界はこの事象をどう扱うことになるのだろう──なにしろファシズムが、一切のイデオロギー抜きで成立するものだということが明らかになったのだ。たんなるルサンチマンひとつで成立してしまうのだ”
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