そうや(JCG Souya, PLH 01)は、海上保安庁の巡視船[1]。船種記号は、当初は他の大型巡視船と同じPL(Patrol vessel Large)とされていたが、後にPLH(Patrol vessel Large with Helicopter)に変更された[注 1]。また公称船型も、当初は単に「ヘリコプター搭載型」と称されていたが、2機搭載のみずほ型の出現によって「ヘリコプター1機搭載型」となった[2]。 海上保安庁に在籍する船艇の中では、保存船となっている初代「宗谷」(PL107)に次ぐ長寿船であり、巡視船として現役で運用されているものとしては最古。海上保安庁向けに建造されたものとしては初めてヘリコプター運用能力を有する巡視船であり、またPLHとしては唯一砕氷船としての能力を備えている。 来歴[編集] 昭和50年代、海上保安庁では、PL107「宗谷」の代替建造が求められるよ