おじか型巡視船(おじかがたじゅんしせん、英語: Ojika-class patrol vessel)は、海上保安庁の巡視船の船級。分類上はPL(Patrol vessel Large)型、公称船型は1,000トン型[1]。 ネームシップが配置替えに伴って改名したことから、2000年以降はえりも型とも称される[1]。 設計[編集] 設計面では、昭和62年度計画で建造された「のじま」(1997年以降は「おき」と改名)の発展型となっている。「のじま」では船首楼甲板よりも1層高めて船尾甲板上に架するかたちとなっていたヘリコプター甲板は、強度甲板と面一とされた。また「のじま」ではベル 212までとされていたが、本型では、より大型のシュペルピューマ・ヘリコプターの運用にも対応した[2]。減揺装置としてフィンスタビライザーを備えるのは「のじま」と同様である[3]。 またその直前の煙突も、「のじま」では船