オルタナティブ、と言っても別にニルヴァーナやパールジャムの話ではない。今日は映画の話。 「トゥモロー・ワールド」があまりにも面白かったので、今年の映画の特長を振り返りながら感想などを書きたい。 http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20061213#p2(麻草さんの「トゥモロー・ワールドを観て」) と、「トゥモロー・ワールド」はネットを中心にすごく評価が高く、私もまた「すごい映画だ!」と素直にびっくりしてしまった。今年の最後を締めくくるのにふさわしい大傑作。だっさい邦題だけど。今年もいろいろ胸糞悪いことがいっぱいあった嫌な年だが、こと映画に関しては傑作ぞろいだった。 今年の映画の特長はオルタナティブだと思う。つまり一面的な視点ではなく、二者択一というか両面という感じ。まず最初に残虐大将のスピ様が正月に「ミュンヘン」でやってくれた。72年のベルリンオリンピッ