昨年の6月、「CouchDBとMongoDBの使い分け」というエントリで、CouchDBとMongoDBについて書いた。CouchDBとMongoDBは、広く「NoSQL」と総称されている非SQL型データベースのうち、「ドキュメントデータベース」と呼ばれるカテゴリを代表する2つだ。 CouchDBはその後、作者のDamien Katzがプロジェクトから離脱し、Couchbase Server(Couchbase社による、CouchDBから分岐したプロジェクト)のほうに専念するといったニュースもあり、やや普及が停滞しているように感じる(プロジェクトは継続している)。いっぽうのMongoDBは、開発元の10genにインテルとレッドハットが出資するなど、ますます存在感を高めており、普及も進んでいるようだ。 Publickeyの新野氏が「NoSQLは流行ではなく発展し続ける」と書いているが、私も同