野村総研はビッグデータを活用して企業の業務改革を支援するという取り組みを始めた。同社執行役員の嵯峨野文彦氏は、「ビジネスモデルにつなげるためにどうビッグデータを使うかが重要」と語る。 野村総合研究所(NRI)は7月30日、ビッグデータ(多種・大量のデータ)を企業の業務改革支援に活用することを目的とした「NRI ビッグデータ・ラボ」の開設を発表した。顧客企業と共同でビッグデータによる業務改革手法の実証実験をスタートさせている。 NRI ビッグデータ・ラボは、同社が顧客企業などと新サービスの創出を目指すプロジェクト「NRI 未来ガレージ」の一環として立ち上げたもの。この日行われた記者会見では組織概要や方向性と、耐久消費財メーカーおよび金融機関との先行事例が発表された。 執行役員 IT基盤インテグレーション事業本部長の嵯峨野文彦氏は、ビッグデータに関する製品やサービス市場について「多数のハードや
![NRIがビッグデータ活用の企業支援活動を開始](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5b53f2184e318de69e5922f31ee1a29b81057c2f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1207%2F30%2Fl_tknri01.jpg)