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ブックマーク / bunshun.jp (1)

  • 謎ブーム どうして「天狗にさらわれた少年の話」が売れているのか? | 文春オンライン

    子安 いやあ、これはたしかに異常なことですね。「人の魂はどこへ行くのか」をテーマに記紀神話などによって考え続けた国学者篤胤の主著は『霊の真柱』(たまのみはしら)で、『仙境異聞』はその篤胤の著書としても風変わりなものです。言ってみれば、学者によって記録された「異界通信」みたいなものです。その『仙境異聞』をいま突然人びとが争って求め、読み始めているんです。 ――なんとも不思議な記録集です。文政3(1820)年の秋の末、突如として江戸・浅草観音堂の前に現れた15歳の少年・寅吉。彼は天狗にさらわれた経験を持ち、天狗世界の情報を身につけていた。当時の知識人たちは興奮して、「異界からの帰還者」寅吉を囲んで「仙境はどんなところだ」「何っているのか」「将棋はあるのか」と、あれやこれやと質問攻めにするわけですが、その騒動の様子がいちいち面白い。 子安 しかし、このが今年になって突如として売れ始めた。これ

    謎ブーム どうして「天狗にさらわれた少年の話」が売れているのか? | 文春オンライン
    mia-nohara
    mia-nohara 2018/06/21
    話題になって突然価格が高騰した平田篤胤『仙境異聞・勝五郎再生記聞』。校注者にインタビューまでしていたのか……
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