Last updated on February 8, 2007 (THU) 13:46 東京大学で行った「人口学」の講義資料(2003年度/2004年度プレゼン/2004年度配布資料)も参照されたい。 はじめに 出生は,移動がなければ,人口変化に正の寄与をする唯一の人口動態であり,「人口変化」と同じ次元の現象である。つまりは,人間の集団の複雑な営為が引き起こした結果として見える現象を対象としているわけで,単一の側面だけでは説明しきれないのが当然であり,その理解には多面的及び学際的なアプローチが必要となる。 しかし一般に,例えば,「日本の少子化はなぜ起こったか?」「少子化を改善するにはどうしたらよいか?」などと政策的問題設定が行われる際に,この多面的アプローチの必要性が意識されることは稀である。多くは社会経済的側面からだけの対策が立てられているようである。仕方ない面もあるのだが,少子化対策
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