関係ないけど、ブログという場所では、読者が増えれば増えるほど、相互に矛盾した要求や感想が寄せられることになる。マスメディアだって同じなのだろうけれど、彼らはその矛盾をこれまでの慣行とカネの出所というロジックでもって無視することが可能だったりする。動機付け一本が問われるネットの個人メディアだと、割とその辺をついて動機を削いでしまうのは容易い。情報戦という観点から言えば、エントリの量と質で勝負すれば、リアクションにおけるS/N比はかなりの程度改善できる。ただ、情報戦そのものの動機付けはそこからは導出できないわけで、そこから先はネットワークというか、日々興味をそそられる情報にどの程度アクセスできているかということなのだと思う。 特に大事なのはネット以外の情報で、とにかく自家中毒を起こしがちなアクション−リアクションの応酬に対して、現場の知恵なり文脈の違う場所の現実なりをインクルードするのはすごい