これは 人工知能アドベントカレンダー の24日目の記事です。 今回は前回の小脳のモデルとは異なり、まだ明らかにされていない部分が多い言語や意識について関連研究を見ていきましょう。 両者は全く異なるように思えますが、あることが意識に上っているか(アウェアネス, aweaness)は言語によって確認することが多いので、まとめて扱います。 関連記事 8日目 kazoo04.hatenablog.com 10日目 kazoo04.hatenablog.com 言語のモデル 実は言語野については計算機モデルがあまりなくあまり書くことがありません*1。そもそも言語野の機能自体がまったくわかっていないのにそれを具体的にモデル化できないのは当然なのですが……。 既に8日目の記事で説明したように、各部位がある行動をしているときに活発に活動するという相関関係はfMRIによってかなり良く調べられているのですが、
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