今日のテーマは、『迷走し始めた岸田政権が仕掛ける、税収増の還元という奇策』です。 今週一週間、メディアを賑わせたテーマを取り上げます。 恐らく、ニュース等で興味を持たれた方も多いですよね。 10月24日、 岸田政権は、直近2年間の税収の増分を還元するとして、 具体策について検討に入っていることが報道されました。 少しだけ整理すると、 原則、納税額に関わらず一定額を差引く定額減税により、 国民一人あたり総額4万円(*)の減税を実行する、と。 *所得税3万円プラス住民税1万円の合計4万円で調整。 これには、 納税者本人に加えて、扶養家族も含まれるとされており、 該当者が4人の場合、世帯全体で16万円が減税される。 また、 住民税非課税世帯に対しては、今春の3万円支給に続き、 来夏を目処として、新たに7万円が支給されるのだとか。 更に、 『定額減税』を満額(4万円)受け切ることが出来ずに、 非課