今日のテーマは、『大企業を中心に散見される【初任給アップ】は、従業員にとって朗報か』です。 昨日の公式ブログでは、 『日本から米国のチップ文化について考える』と題して、 ネガティブに捉えられ始めた長年の慣習を紹介しました。 私も含めて、 日本人に馴染みの薄い海外諸国の『チップ文化』ですが、 上手く機能すれば、とても合理的なシステムと考えます。 何故なら、 顧客に対して接客スタッフが良いサービスを提供すれば、 その価値の分だけ、直接報酬が支払われる仕組みだから。 もちろん、 例外的に、不当な評価を受けるケースもあるでしょうが、 母数が大きくなれば提供する価値と収入は強く相関する。 顧客サイドも、 スタッフの切磋琢磨により質の高いサービスを受ける為、 Win-Win関係が成立して喜んでチップを支払うでしょう。 元々、 自由競争が原則にある、資本主義という経済システムは、 相手への価値提供と得ら