今日のテーマは、『新たに160万人が加入する厚生年金適用拡大は、真に国民のためを考えての政策か』です。 ちょうど一ヶ月前にも同様のテーマで記事を書きました。 昨日6月25日、 厚生労働省はパートら短時間労働者の厚生年金加入の際、 制限してきた企業規模要件の撤廃を正式に表明しました。 現在、 従業員数が101人以上の企業に制限されているそれは、 今秋10月には対象が従業員数51人以上の企業に緩和。 将来的には国民全員を加入対象とターゲティングします。 また、 これまで対象外だった、従業員5人以上の個人事業所も、 全ての業種で厚生年金制度を適用する方針とのことです。 奇しくも、 来年2025年は5年に一度の年金制度改革の年ですが、 徐々に、その変化はドラスティックさを増してきている。 もしも、 この変化をポジティブに捉える点があるとすればそれは、 受給する年金額が増額する可能性があることでしょ