写真=小林浩一、Getty Images インタビュー・文=小谷紘友 日本での眩い実績は、もはや言うまでもない。アルゼンチンの熱情に身を投じ、ドイツの大男達と対峙し、韓国での挑戦を経た彼の新天地は、今季新設されたJ3だった。 3月の開幕後、電撃加入を果たした先は、SC相模原。創立7年目の若きチームで、何ものにも代え難い経験を引っ提げ、高原直泰は新たな戦いに挑んでいる。 昔の自分を知る人にとって、今の自分はあり得ない ――現在(第31節終了時点)まで21試合に出場して5ゴールを挙げていますが、手応えはいかがですか? 「個人としては、はっきり言えばそんなにないですね。常に結果にこだわって生きてきたので、自分のプレーがどうこうというより、結果が伴っていないという意味で、全然良くないですね。クラブとしても似たような感じ(第31節終了時点で6位)で、まだ足りない部分が多い。試合結果でも、それ以外でも