牙をむいた巨竜 中国に日本はどう向き合うべきか 来年は中国が対外的に最も強硬に出る年。今こそ中国への「関与」が必要だ 近藤大介 講談社『週刊現代』特別編集委員 残暑厳しい今の時節に、冬の話から始めて恐縮だが、話の流れがそこから始まるので、ご容赦願いたい。 昨年末の北京は、ひときわ寒い冬で、しかも大気汚染がピークに達し、PM2・5の数値は2000を突破した(日本の環境省は「35以上で危険」と定めている)。 そんな昨年末のある日、習近平主席は、1980年代の福建省時代からの「盟友」である呉勝利海軍司令員らから、南シナ海の「開発」に関する報告を受けて、ご満悦の様子で述べたという。 「来年(2016年)もひるむことなく、南シナ海の計画を続行するのだ。21世紀の戦争は、『陸海空電天』5軍の総合戦だ。陸海空でアメリカ軍と対等に立ち、『電』(サイバー戦)と『天』(ロケット戦)では、アメリカ軍を超えるよう
2頭の子を連れたヒグマの母親が湖畔に現れた。電気柵越しに、わずか5メートル先に立つ観光客が一斉にカメラのシャッターを押す。野生のクマたちに、人を怖がる様子はない。座り込むと、子グマを抱えて乳を飲ませ始めた。 ロシア極東・カムチャツカ半島南部の自然保護区にあるクリル湖周辺には、約400頭のヒグマが生息する。基本的に単独で行動するクマを同時に20頭以上見られる時もある、世界でも珍しい地域だ。 日ロ首脳会談でプーチン大統領が開発に意欲を示したロシア極東地域。目玉の一つが、雄大な自然が手つかずのまま残るカムチャツカ半島だ。ロシア政府は国際的なリゾート地にしようと、昨年8月に中心都市の一帯を観光特区に指定した。1980年代まで国民でも一般人は立ち入りが規制された地に、世界中から観光客が訪れ始めている。(カムチャツカ半島クリル湖=中川仁樹) ベニザケで赤く染まる湖にクマ 湖の中が、赤く染まっているよう
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く