[前編]すべては“クラウドが前提”になる,端末機能もソフトの役割も変わる グーグル 代表取締役社長 辻野 晃一郎 氏 クラウド・コンピューティング・サービスの提供をはじめ,クライアントOSのAndroidやChrome OSまでを手がけるグーグル。2009年末には日本語入力ソフトや日本語音声検索機能といった,日本独自のサービスを投入してきた。全世界規模でビジネスを展開するグーグルの中で,日本法人が果たす位置付けやサービスの狙いはどこにあるのか。その具体像を辻野社長に聞いた。 グーグルを紹介するときに,現在は“何の会社”と表現するのがふさわしいか。 難しい質問だ。在り来りの答えだと“検索エンジンの会社”だが,最近の取り組みを含めて答えると,“クラウド・コンピューティングの世界を作っている会社”となる。グーグルはスマートグリッドや代替エネルギーなどにも手を出しているが,これらすべてはクラウドに
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