終戦翌日の“戦死” 69年目の思い 8月18日 21時10分 先週の8月15日の終戦の日に合わせて、全国各地で犠牲者を追悼する催しが開かれました。 そうしたなか高知県では、終戦の日の翌日の16日に毎年開かれている慰霊祭があります。 終戦翌日に起きた爆発事故で死亡した111人の特攻隊員らの慰霊祭です。 終戦の翌日になぜ多くの兵士が死ななければならなかったのか。 元隊員や遺族の思いを、高知放送局の森山睦雄記者が取材しました。 終戦翌日の“戦死”を悼む慰霊祭 8月16日に高知県香南市で行われたのは、太平洋戦争末期、駐屯していた特攻兵器「震洋」の部隊の兵士たちを追悼する慰霊祭で、遺族や地元の住民などおよそ60人が参列しました。 香南市にあった基地では終戦の翌日に爆発事故が起き、111人の兵士が犠牲になったのです。 高知の沿岸は「特攻隊の基地」 そもそもなぜ香南市に特攻隊が置かれたのか。