サスペンスドラマでお馴染みの刑事(デカ)さんといえば、靴をすり減らして聞き込みし、車の中で菓子パン食べながら見張りする、そんな仕事内容。とはいえそんなのドラマだけの話で、誇張ありフィクション(嘘)ありだと大方承知していたりもする。実際、自供した容疑者にカツ丼食わせると懲戒処分を食らうらしいし、取調室は禁煙だしでやっぱり/そういう時代だよねと思う反面、「怒ってホシを怒鳴ったり、机を叩いたり、「馬鹿野郎」とか「この野郎」とか、罵声を浴びせたことも数々ありました」とはまさに刑事のイメージどおり(です・ます調が怖いよ)。 本書は、一般人が普通に生活していれば滅多に関わることのない刑事という職業に36年間奉職し、たたき上げの警視として4年前に退職したばかりの著者が、一刑事としての経験、印象に残った犯罪・事件など思い出すまま綴ったコラムを、徒然にまとめた新書でございました。 どんな仕事であれ、その職
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