路地裏の小さな隠れ名店、東京・人形町「御菓子司 東海」の驚きはさらに続く。 前回、上生菓子のレベルの高さに私のあんこハートがウルウルさせられたが、今回ご紹介したいのは生菓子ではなく、焼き菓子「茶通」と「栗最中」です。税込み250円と300円。 驚きという意味では「茶通(ちゃつう)」かもしれません。 ●あんポイント 抹茶(あるいは挽茶)と小麦粉ベースの皮でこしあんを包み、平べったくして焼いた焼き菓子(半生焼き菓子)で、手間がかかる上に、作り手の腕がよくあらわれると言われる和菓子です。ルーツは不明。明治時代には存在していたようだ。 そのいぶし銀ぶりをまずは見ていただきたい。 私はあわや目が吸い込まれそうになりました、ホントです(個人的な感想です)。 私がこれまで食べた「茶通」で感動したのは京都「本家玉壽軒」のものですが、この「東海」のものは、ビジュアル的にも味わいの深さもまったく引けを取らない
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