長野県北部の地震で倒壊した社殿が撤去され、鳥居を残すだけとなった城嶺神社の跡地=同県白馬村神城で2016年11月21日午前10時39分、稲垣衆史撮影 倒壊の城嶺神社「再建に寄付を」 2014年11月に震度6弱を観測した長野県北部の地震で、倒壊した同県白馬村の城嶺(じょうみね)神社の移設・再建計画が地元で進んでいる。22日で地震発生から2年となる中、住民らはコミュニティー維持に神社の再建が必要と判断。資金繰りがネックだが、同神社がパソコンゲームなどで人気のシリーズ「東方プロジェクト」に登場する神社のモデルであることをPRし、多くの人が訪れる神社として来年秋の復興を目指す。 神社は堀之内地区にあり、年5回の祭りで住民の絆を深めるなど、地域コミュニティーの核として欠かせない場所だった。しかし、2年前の地震とその後の積雪で倒壊し、鳥居を残すだけになった。
自民県議が経費14万8000円不正請求 富山県議会で相次ぐ政務活動費の不正請求問題で、新たに杉本正県議(67)=自民=が「側溝安全調査」や「道路修理等」の名目で不正に政務活動費を請求していたことが分かった。2015年度だけで計約160回にわたり約4000キロを調査のために車で走ったとして、車のガソリン代などの経費約14万8000円を不正請求しており、同様に5年間繰り返していたという。杉本県議は虚偽記載を認める一方で、「民家を巡り、年間約6万部の議会だよりを配布していた」と説明し、政活費は返還しないとしている。 活動実績報告書によると、富山市内約20カ所の周辺道路の修理や側溝の安全点検をほぼ月1回ほどの頻度で実施したとされる。記載の一例では、同市北部の「萩浦地区センター他」に15年4月13日をはじめ13回にわたり、「県道側溝安全チェック」などに出かけ、毎回20キロ走ったとしていた。しかし、自
日本人成人の9割以上が感染しているとされるウイルスが原因でごくまれに発症する難病「慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)」で昨年亡くなった広島県呉市出身の人気声優、松来未祐さん(享年38)をしのぶイベント「39(サンキュー)! 未祐ちゃん」が11日、東京都千代田区の科学技術館で開かれた。松来さんは生前、医師の間でも知名度が低い同病の啓発を望んでいたといい、研究者や元患者の講演のほか、CAEBVの唯一の根治的治療法である骨髄移植のドナー登録会や献血も行われた。【菅沼舞】 松来さんと交流があった声優らが企画した。会場には、松来さんの写真や衣装が展示され、約1000人のファンが生前の松来さんに思いをはせた。グッズ販売もあり、売り上げは経費を除き骨髄バンクやCAEBVの研究チームへ寄付される。
法廷で行う意見陳述の練習をする大学生。「暴力や脅しを使って辞めさせないのは、絶対におかしい」と訴える=東京都世田谷区で2016年9月11日午後1時47分、金森崇之撮影 大手飲食チェーン店でアルバイトをした大学3年の男子学生(21)が4カ月間無休で働かされた上、店長に包丁で刺されたなどとして、運営会社側に未払いの残業代や慰謝料など計約800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁である。ブラックバイトを巡る訴訟は全国初とみられ、大学生は「怖くて辞められなかった。学生を会社の都合だけで働かせるのは許されない」と訴える。 「何でこんな目に遭わないといけなかったのか」。大学生は包丁傷の痕が残るという左肩をさすった。「『死ねよ』と首を絞められたこともある。殺されるかもしれない、耐えて働くしかないと思った」
【ソウル米村耕一】韓国の海運最大手、韓進(ハンジン)海運が8月末に日本の会社更生法適用に相当する「法廷管理」を申請した。事業そのものは継続しているが、取引先などとの事前調整が不十分だったため、破綻後に世界各地で韓進の船舶が入港を拒否され、国際的に物流が混乱する事態に発展している。 入港できないのは入港料や荷降ろしにかかる費用を誰が負担するのか不透明なほか、債権者から船舶を差し押さえられる恐れがあるためだ。聯合ニュースによると、港に入れないまま漂流しているコンテナ船は10日現在で77隻、積み荷の総額は最大で140億ドル(約1兆4000億円)規模になったという。韓国メディアはサムスン電子のディスプレーや冷蔵庫などを乗せたコンテナ船2隻が米カリフォルニア州ロングビーチ港沖で立ち往生しているなどと報じた。サムスン電子側が荷降ろし費用を負担すると申し出ている状況だとい…
民進党代表選告示後の記者会見で握手を交わす(左から)蓮舫氏、前原誠司氏、玉木雄一郎氏。政権交代できる野党に再生できるのか=東京都千代田区の日本記者クラブで2日、後藤由耶撮影 このまま政権交代を狙わず「万年野党」への道を進む気なのか。民進党の代表選(15日投開票)は熱気がない。注目されていた野党共闘のあり方も論争にすらなっていない。選挙中ですが、あえて有識者に聞いてみた。なぜ民進党は2大政党の主軸になれないのか−−。【宇田川恵】 ストロボの光を浴び、握手する蓮舫、前原誠司、玉木雄一郎の3氏。2日の告示後に行われた日本記者クラブの会見では闘志を見せたものの、「野党共闘」路線について激しいバトルはなかった。 参院選で実現した野党4党共闘に一定の評価をしてきた蓮舫氏をはじめ、3氏とも共産党との連立政権は組まない方針を表明。今後の選挙協力については蓮舫氏さえ、「参院選での連携が絶対とは思わない」と述
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