昨年2011年にこの世を去った立川談志が、ビートたけしと爆笑問題・太田を相手に話芸の限りを尽くした書籍「最後の大独演会」(新潮社)が、本日11月22日に発売された。 これは、月刊誌「新潮45」に2010年に掲載された3人の座談会が「立川談志一周忌追善出版」と銘打たれて書籍化されたもの。病気療養中だった談志が3時間にわたり“独演会”を開催している。たけしと太田に談志が遺したのは、芸談でも人生訓でもなく、古今のゴシップや下ネタ、バカ話など。たけしが「ダメだ、この人は(笑)」と呆れるほどの抱腹絶倒かつ危ない話が展開された。 小粋でシャイな談志と、後輩芸人としてのたけしや太田の贅沢なやりとり。3人の座談を収めたCDも付いてくる本書を、お笑いファンのみならずぜひお手元に。 「最後の大独演会」目次 ダメだ、この人は(笑) / 活字にできる話にしよう / 客にイラつく時もある / 最初に褒めてくれた人