「Google」がミニブログサービスで有名な「Jaiku」を買収した。私を含め、少なからぬ業界のウォッチャーは、「Google」がこの分野で狙っているのは「Twitter」ではないかと予想していただろうが、外れたことになる。なぜ、「Twitter」ではなく「Jaiku」なのか。また、この買収はネットの世界にどんなインパクトを与えるのだろうか。 「Jaiku」はフィンランドのヘルシンキに拠点を置くミニブログの会社で、その世界では「Twitter」と並び立つトップだ。どちらもミニブログとして一括されるが、内容的には、通常のブログを簡略化した“Jaikuタイプ”と、チャットやメッセンジャー的なノリでも利用される“Twitterタイプ”に分かれる。 以前「ブログとSNSのいいトコ取り!? ミニブログにハマる人が増えている」で触れたが、日本ではJaikuタイプの代表が「Feecle」、Twitter