OA機器最大手のリコーがユニファイドコミュニケーション市場に参入する。独自コンセプトの新製品とクラウドサービス、そして強大な販売力を武器に、既存のテレビ会議/Web会議ベンダーに真っ向勝負を挑むという。 ここしばらく国内ベンダーに目立った動きのなかったユニファイドコミュニケーション(UC)市場だが、間もなくそこに有力なプレイヤーが加わる。Unified Communications System(UCS)事業を新規に立ち上げたリコーだ。 同社は2月7日に、映像コミュニケーションを中心に事業領域を拡大すると発表した。その第1弾として今夏、映像コミュニケーション機能を提供するクラウドサービスを開始。あわせて、独自の遠隔テレビ会議システムも発売する予定だ。 OA機器最大手が突然打ち出したUC市場への進出計画。現在“仕込み中”の新製品・新サービスはどのようなものなのだろうか。 映像コミュニケーショ