少子高齢化や人口格差の影響もあり、全国の空き家の数は今では800万戸近くにのぼる。 放置された「空家」が大きな社会問題として取り上げられる事が多い中、空家を使ったビジネスが注目されている。 物のリサイクルやオークション等のサービスが成長している現代、空家もリノベーションし新たに中古物件として流通させるべきだろう。 居住者不在で空家になっている物件の需要は意外と高い。キッチンやお風呂など水回りの設備は古いものの広さや立地の面から見ると、新築では考えられない好条件な物件が存在する。実際、空家に付加価値をつけて中古不動産市場へ流通させている企業をいくつか紹介しよう。 ・スタイルアンドデコ 空家にはリフォームやリノベーションが不可欠だが、素人が業者に自分の思いを伝え、形にしていくのは簡単ではない。建築家やリフォーム会社の間に立って工事が完了するまでサポートしてもらいたい人にとってスタイルアンドデコ