親が亡くなった場合、残った不動産の相続に関して、誰が相続するのか、どのように分けるのかなど、さまざまな問題が発生する。不動産を相続した場合、親の家に住んでいた人はそのまま住み続けると思われるが、自分の家を別に所有している人は、相続した不動産を売却したいと考える人も少なくない。 相続不動産を売却する理由としては、使わない不動産を所有していても税金がかかるのでもったいないとか、相続不動産を売却して現金を相続人で分けたい、というものがある。そして、相続不動産の売却は、相続登記を済ませてから行うのが一般的だ。 今回は、そんな相続不動産の売却についての手順など詳しく話す。 相続した不動産を活用するなら、【1】そのまま賃貸する【2】売却する【3】壊して駐車場にし、賃貸する【4】壊してアパートを建て、賃貸する等の方法がある。それでも売却する場合は、以下の手順に従っって事を進めるべきだ。 【ステップ1】相