1章 憧れやナショナリズムを越えて このブログをはじめた時に、こう書きました 「本ブログでは、私をはじめ日本人が海外で暮らす、そのために海外で働くということについて、日本に残る人生と比較しながら、どちらが得か、ベターかを考えていきたいと思います。 その際、漠然とした海外生活への憧れや、日本への嫌悪感・憎しみも、または単に変化を恐れる保守性や、国粋主義的な排他性も、それらすべてを排除して考えていきます」 「海外就職、海外移住は人生のオプション・選択肢のひとつに過ぎない」(「憧れやナショナリズムを越えて」) 今回は、これまでの総括ということで、改めて上記の基本スタンスに則って考察していきたいと思います。 2章 外国人労働者と海外就職 海外就職するということは就職先の国で外国人労働者として働くことを意味するわけですが、各国とも外国人労働者(定住希望者)については 富裕層、専門技能・知識を持つ優秀