家電メーカーのローセンスは4日、電源が入らないプレミアム4Kテレビ「ALTAR(アルター)」を発表した。発売は8月上旬を予定している。電源端子や外部入力端子を省いてコストダウンを図り、他社の同型商品に比べて4割程度安い価格を実現した。 同社が「アルター」ブランドで販売している4Kテレビの派生商品として展開する。テレビ番組を見るためのチューナーだけでなく、無線LAN、HDMIやUSBなど外部入力端子も全て廃止。勢い余って電源端子まで廃止したため、電源も入らない仕様になった。テレビ番組やネット配信の動画サービスを含めたあらゆる映像を見ることができない。 3840×2160ドットの4K有機ELパネルと、2.2chのフロントスピーカーを採用。電源さえあれば、臨場感あふれる映像とサウンドを楽しむことができた。有機ELは液晶に比べて、沈み込むような深い黒の再現性が特徴で、テレビが本来持つ物質的存在感が