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  • 11月11日は何の日?「介護の日」です

    11月11日「介護の日」が制定された年月日と理由と目的 11月11日は数字が「1111」と並んでいてゴロが良いので、他にも色々な記念日とされています。 「介護の日」以外にも例えば、 などなど、多数の記念日となっています(その理由はこの記事では割愛します)。 では、「介護の日」はいつ制定されてどういう理由や目的があるのでしょうか。 介護の日が制定された年月日 「介護の日」は、平成20(2008)年7月27日の「福祉人材フォーラム」において、厚生労働大臣より発表されました。 記念日が発表、制定されてから既に11年以上経っているのですね。 それにしては、まだまだ知らない人が多いのが現状ではないでしょうか。 介護の日が制定された理由 介護の日が制定された理由は、以下に厚生労働省のホームページより引用します。 1.「11月11日」を「介護の日」とする理由 年7月に実施した意見募集(パブリックコメン

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  • 介護士殺すにゃ刃物はいらぬ、毎日インシを書かせりゃいい

    介護現場の人間関係が劣悪なのは有名です。 「いじめ」「パワハラ」「モラハラ」「揚げ足取り」「吊るし上げ」が横行しています。 そういう劣悪な人間関係の具体的な例として 「気に入らない職員に毎日何件もインシデント報告書を書かせる」 という方法があります。 今回は「毎日インシデント報告書を書かされることで介護士が潰れていく実情」について記事を書きたいと思います。 インシデントとは リスクマネジメントにおいて大きく分けて「アクシデント」と「インシデント」の2つがあります。 「アクシデント」はその名の通り「事故」です。 行政等にも報告の義務があります。 「インシデント」はいわゆる「ミス」です。 「ミスがあったが事故には至らなかったもの」という捉え方をされるのが一般的です。 厳密には、インシデントを更に細分化して「気づき」や「ひやり・はっと」という項目を設けている事業所もあるかと思います。 来ならば

    介護士殺すにゃ刃物はいらぬ、毎日インシを書かせりゃいい
  • 【医療行為】一包化されていない薬を介護職員が服薬介助をしたら法律違反

    介護サービスを利用している利用者(被介護者)の多くは高齢でもある為、何かしらの持病を抱えていることが多く、内服薬が処方されています。 自立度が高く認知症もない利用者の場合は、薬を自分で管理し自分で服薬することが可能ですが、そうでない場合は職員が管理することになります。 自立度が高く認知症がなくても、高齢であるが故に目が悪くなっていたり、勘違いや思い込みや飲み忘れがある場合も職員が管理することになります。 薬の管理やセットは看護師が行うのですが、服薬介助は介護職員が行うことが殆どです。 今回は「介護職員が服薬介助を行う場合に一包化されていない内服薬を介助すると法律違反になってしまう」ということについて記事を書きたいと思います。 薬を管理する介護者とは 介護者とはその名の通り、被介護者(利用者)を「介護する人」のことです。 在宅であれば家族になりますし、在宅介護で訪問看護を利用していれば訪問看

    【医療行為】一包化されていない薬を介護職員が服薬介助をしたら法律違反
  • 【介護現場の実情】二人同時に食事介助「ツバメのエサやり?」

    介護現場での業務は色々ありますが、三大介助と言われている「事・排泄・入浴」の介助があります。 その中で、今回は「介護現場の事介助(略して介(しょっかい)と言います)の実情」について記事を書きたいと思います。 事介助とは 介護現場で働いている皆様なら解説は不要かと思いますが、現場をご存知ない人に向けて事介助の解説をしたいと思います。 事介助とは、被介護者(利用者)に対して事摂取の介助をすることです。 想像されるのは、事をスプーンに乗せて「あーん」と言ってべさせてあげるイメージがあるかもしれませんが、基的にそういうことです。 そういう状態を「全介助」と言います。 「全部介助」という意味です。 全介助まで必要がない利用者には「一部介助や半介助」をしたりします。 何とか自力摂取はできるけど、べこぼしが多かったり、上手く口に運べなかったり、事を事だと認識できずにスプーンでこ

    【介護現場の実情】二人同時に食事介助「ツバメのエサやり?」
  • 「こんなリーダーは嫌だ!」介護現場に求められる「リーダーに必要な資質」は〇〇の人

    そもそも他業界や他産業の役職やポストで「リーダー」という存在はあまり聞かないかと思います。 「リーダー」という肩書きで思い浮かぶのは「バイトリーダー」くらいです。 ひょっとしたら他業界にもあるのかもしれませんが、仮にあったとしても成果を残せば出世コースに乗ることができたり、それなりの報酬を手にすることができるでしょう。 しかし、介護業界のリーダーは、成果を求められるばかりで、出世もしなければ特別な成功報酬(リーダー手当はあるかとは思いますが)もないのが特徴的です。 大体、オーソドックスな役職は「主任」「係長」「課長」「部長」「常務」「専務」「社長」になろうかと思います。 今回は、「そんな独特の業界で介護リーダーに求められる資質」について記事を書きたいと思います。 業界が求める介護リーダーの在り方 介護業界や事業所が「来」求めている「理想のリーダー像」とはどういうものなのでしょうか。 リー

    「こんなリーダーは嫌だ!」介護現場に求められる「リーダーに必要な資質」は〇〇の人
  • 「事故を未然に防ぐのが介護のプロでしょ」→「無理です」

    時々、勘違いをしている人がいるのですが 「介護施設に預けたら完璧な介護をしてくれるはず」 「介護のプロなんだから事故や怪我が発生するはずがない」 と思っている家族がいます。 結論から言うと 「それは無理です」 「怪我や事故が起こる確率をゼロにはできません」 「我々は介護のプロであって事故を防ぐプロではありません」 ということになります。 今回は「介護現場での事故を未然に防いでゼロにすることが可能なのか」ということを記事に書きたいと思います。 何故リスクをゼロにできないのか リスクをゼロにできない理由は色々ありますが、そもそも「リスクがゼロに出来ないからリスクマネジメントが必要」なのです。 つまり、「必ずリスクが発生する前提で、その被害を最小限に抑えたり、再発防止を目指すため」にリスクを管理していくのです。 もちろん、「事前に予見して未然に防ぐ」という観点も含まれていますが、それを以て「事故

    「事故を未然に防ぐのが介護のプロでしょ」→「無理です」
  • 家族のありがちな苦情「介護施設に入所させたら認知症が進んだ」5つの原因

    ちゃんとした介護をしてくれていないのではないか 自分の身内(利用者)だけ関りが少ないのではないか レクリエーションや体操などの頭や体を使うようなサービスを提供してくれていないのではないか プロとしての技術や知識が未熟であったり完璧な業務が達成されていないのではないか という「事業所や職員の質」を疑っている場合が多いかと思います。 確かに人員不足でレクや体操まで手が回らない日があるのは事実ですが、現状で介護保険で運営されている介護施設では「どの事業所も現状で精一杯のことはやっている」はずです。 極論で言ってしまえば「介護施設に入所させて認知症が進んだ気がする状態がとても嫌」なら「認知症が一切進まないような対応ができる他の施設への転所を考える必要がある」のです。 恐らく、そんな介護施設はこの世には存在しません。 しかし、事業所はそういった苦情に対しても 「申し訳ございません」 「善処します」

    家族のありがちな苦情「介護施設に入所させたら認知症が進んだ」5つの原因
  • ワンオペ夜勤を二人体制にすると良い事だらけ「デメリットもある?」

    メリット②「同時に複数の利用者の対応ができる」 ワンオペ体制では、1人の利用者の対応に掛かりっきりだと、他の利用者の対応ができません。 その間に排泄を失敗してしまう利用者がいたり、アクシデントが発生してしまうリスクも高いのです。 これが二人体制になると、1人が利用者の対応をしている間に他の複数の利用者の見守りをしたり、コール対応をすることが可能になります。 人員配置が2倍になることで、2倍以上の利用者の対応が可能になります。 メリット③「緊急時の対応がスムーズにできる」 利用者が体調不良になったり急変したり怪我をしてしまった場合、ワンオペ体制では職員一人で対応する必要があります。 状態の確認、バイタル測定、夜勤リーダーに報告、救急車の要請、家族連絡、到着した救急隊に状態の説明や既往歴等の情報提供などです。 場合によっては、救急車に同乗する必要が出てくるかもしれません。 これが二人体制なら、

    ワンオペ夜勤を二人体制にすると良い事だらけ「デメリットもある?」
  • 「皆が愛想を尽かして辞めていく」介護現場の上司にありがちな3つのパターン

    介護職員が退職していく理由は色々ありますが、その第1位は「人間関係」になります。 その中でも「上司との人間関係」が嫌になり辞めていく人が多いのではないでしょうか。 「人間関係が劣悪」と書くと パワハラやセクハラ いじめや嫌がらせ などをイメージするかと思います。 しかし、最近はそういう犯罪行為は問題視されやすくなってきているので、段々と影を潜めてきています(昔は結構普通にありました)。 では、最近の介護現場の上司とはどのようなものになるのでしょうか。 今回は「皆が愛想を尽かして辞めていくパターンの上司」について記事を書きたいと思います。 パターン①「対応をしない、又は対応が凄く遅い」 こちらから上司に何か提案をしたり、お願いをしても、聞く耳を持たなかったり、生返事で終わってしまうことが多くあります。 何度も何度も言って、やっと動いてくれることもありますが、何せ牛歩のように歩みが遅く、日が暮

    「皆が愛想を尽かして辞めていく」介護現場の上司にありがちな3つのパターン
  • 介護保険制度のローカルルールと不適切ケアと虐待認定の闇

    現在の介護業界は介護保険制度によって介護保険法に基づいて成り立っています。 全国共通の制度であり法律であるため、全国一律で統一された解釈と運用をされなければならないはずですが、実施問題介護保険制度にはローカルルールが存在します。 しかも、都道府県単位だけではなく市区町村単位でも存在しているため、その数だけ書式や解釈や運用が微妙に異なってきます。 また、高齢者虐待の通報をした場合でも、行政が立ち入り調査や実地指導を行い「虐待認定するかどうかの判断」をするのですが、その具体的な基準も全国で統一されていません。 今回は、介護保険制度のローカルルールと不適切ケアと虐待認定の闇について記事を書きたいと思います。

    介護保険制度のローカルルールと不適切ケアと虐待認定の闇
  • 「グレーゾーンは不適切ケア?」実情と解決策をわかりやすく解説します

    今回は、高齢者虐待(グレーな部分含む)について考察していきます。 介護現場は介護職員と利用者が直接的に関わる場になります。 人間と人間との距離が近く、関わる頻度も多く時間も長いので、他の職業や職種には無い「特殊な環境が存在する」というのは、まず間違いありません。 その上で介護現場の実情と制度上の矛盾や問題点についても言及していきたいと思います。 虐待の分類や種類 高齢者の虐待とは、高齢者の基的人権を侵害・蹂躙し、心や身体に深い傷を負わせるようなものの事です。 分類として大きく分けて以下の5つがあります。 【虐待の分類】 ①身体的虐待 殴る、蹴る、つねるなどで、裂傷や打撲などの跡を残すことがある。人の意に反し手足を縛る身体的拘束もある。 ②性的虐待 性的な暴力(高齢者夫婦間でのドメスティックバイオレンス-DVも含む)。 ③心理的虐待 脅迫や侮辱などの言葉による暴力、恫喝、侮蔑。 ④ネグレ

    「グレーゾーンは不適切ケア?」実情と解決策をわかりやすく解説します
  • 「介護職員、入所者に刺される」犯罪行為を許してはいけない

    2018年5月に群馬県の老人介護施設で入所者が女性介護職員の左胸をハサミで刺した、という事件が発生しました。 何故、このような事件が起きてしまったのでしょうか。 今回は「入所者であろうと誰であろうと犯罪行為は許されるものではない」ということについて記事を書きたいと思います。 ニュース概要 介護施設職員、入所者に刺される 殺人未遂容疑で逮捕、群馬 16日午前5時50分ごろ、群馬県高崎市新町の老人介護施設で女性職員(23)が入所者の男(87)にはさみで左胸を刺された。群馬県警によると、女性は搬送時、意識があったが、詳しい容体は不明。県警は殺人未遂容疑で男を現行犯逮捕した。 県警によると、男は認知症を患っているとみられる。男がはさみを持っているのを女性職員が注意したところ、突然刺されたという。 施設を運営する社会福祉法人しんまち元気村の八木秀明常務理事は取材に「男は4月に入所したが、これまでも職

    「介護職員、入所者に刺される」犯罪行為を許してはいけない
  • 何度もトイレに行きたがる利用者に悩まされることの多い介護職員「頻尿と多尿の違い」

    介護の仕事をしているとよく聞くのが「頻尿の利用者の対応が困る」という悩みがあります。 「トイレくらい行きたい時に行かせてあげてよ」 と思われるかもしれませんが、介護施設であっても24時間付きっきりの介護ができない以上、頻尿の利用者の対応に苦慮することが多いのも事実です。 介護施設は24時間体制ですが、それは「1人の利用者に24時間付き添える」という意味ではありません。 「約20人の利用者を24時間介護している」という意味になります。 ですから、人員不足であればあるほど、介護の量は薄まります。 濃度の薄い介護現場であるが故に「いつなんどきでも利用者のトイレの訴えに対応できるとは限らない」というのが現状になります。 今回は「介護職員が対応に苦慮する頻尿の利用者と多尿の利用者」について記事を書きたいと思います。 「頻尿」の利用者とは 頻尿とはどういう症状のことを言うのでしょうか。 おしっこが近い

    何度もトイレに行きたがる利用者に悩まされることの多い介護職員「頻尿と多尿の違い」
  • 【介護職員の体型】男性は痩せ型、女性はぽっちゃり型が多い理由

    介護職員の体型について「男性は痩せている人が多く、女性は太めの人が多い」という印象があります。 もちろん人それぞれ体質が違ったり、遺伝的先天的なものもあるので一概には言えないのは大前提として、その理由を考察していきたいと思います。 男性に痩せ型が多い理由 男性は痩せ型~ガッチリ体型の人が多いように感じます。 配分的にはやはり細めの割合が多い印象です。 理由①「ストレスで欲が無くなる」 男性にありがちなのが、「仕事のストレスで欲が無くなる」ということです。 男性の内面は意外と繊細で、些細なことでも気になってしまう傾向があります。 ましてや介護現場にはストレスが充満しています。 胃がキュッと締め付けられて、物が喉を通らなくなりがちです。 「消費したカロリーより摂取カロリーが少ないと痩せていく」というわかりやすい理由で痩せていきます。 理由②「たくさん汗をかくことで痩せやすい体質になる」 元

    【介護職員の体型】男性は痩せ型、女性はぽっちゃり型が多い理由
  • 介護職員は新築の家を購入し「一国一城の主」になることは可能なのか?

    特に男性なら誰もが夢見る「一国一城の主」ですが、介護職員として働いていて、新築一戸建を購入することは可能なのでしょうか。 中古物件なら格安の家もありますが、やはり新築にこだわりたい所です。 「別に家は欲しくない」 「賃貸住宅で十分」 「中古物件で十分」 という人もいるかもしれませんが、今回は「そもそも介護職員で新築一戸建てが購入可能なのか?」ということについて記事を書きたいと思います。 新築一戸建てを購入する条件 新築一戸建てを購入する時にキャッシュで一括払いで購入する人はまずいないでしょうから「住宅ローン」を組むことになります。 組めるか組めないかの最終的な判断は、「各金融機関等の審査による」わけですが、共通して必要な条件は 個人信用情報 勤続年数 ある程度の年収 になります。 ①個人信用情報 個人信用情報とは、 過去現在で金融事故がないか 現在の借入額の有無や返済額 などになります。

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  • 不健全な運営の中で求められる「介護リーダーというポスト」の特殊性

    介護業界には「リーダー」と呼ばれるポストがあります。 「介護リーダー」「ユニットリーダー」などと呼ばれ、リーダーとしての役割や在るべき姿が議論されたり、目標とすべき存在として「リーダーというポストだけ」が先走っている印象があります。 つまり、「求められているリーダー像」と「実際にリーダーと呼ばれている人」が必ずしも一致していないのが介護業界のリーダーの特徴です。 今回は「何故、そのような不健全な状態になってしまっているのか」ということについて記事を書きたいと思います。 メモなどにリーダーを略して「R」として「山田Rへ」というのを見掛けるけど、リーダーの英語表記は「Leader」だから来は「山田Lへ」と書かなきゃいけないんだよな。 「Reader」だと情報記録媒体を読み取る装置のこと。深い意味でそっちのリーダーのことなのかな。 — 介護職員A@介護福祉士ブロガー (@kaigosyokui

    不健全な運営の中で求められる「介護リーダーというポスト」の特殊性
  • 介護施設での終末期の看取り介護「不安を感じる介護職員が多い?」

    ということになります。 介護施設で行われている看取りケアは、 後者の「尊厳死(自然死)」になります。 但し、尊厳死も「消極的安楽死」と言われているので、混同しやすいのも無理はありません。 「目的」と「終焉の迎え方」が違うので区別をしておく必要があります。 介護施設では「リヴィング・ウィル」が難しい リヴィング・ウィルとは、生前の意思確認のことです。 つまり、生きている間に人が、「その時」が来たらどうしたいかを、意思として表明し確認しておくのです。 介護施設での意思決定は誰がするのか 介護施設に入所中の利用者は、重度の認知症があったり、意思疎通が取れない利用者が多いため、生前の意思確認が出来ていない場合が多いです。 そういう利用者に死期が迫った場合、「延命するのか自然死を迎えるのか」という決定は「家族」がすることになります。 しかし、家族も「自分の親や身内の生命の判断を一人で決定する」とい

    介護施設での終末期の看取り介護「不安を感じる介護職員が多い?」
  • 介護業界で出世・昇格・昇進したかったら綺麗ごとを言い続けよう「せいぜい介護主任程度という現実」

    介護業界にはあまり出世コースというものがありませんが、 介護リーダー 介護主任 フロアリーダー くらいのポストまでなら昇格する可能性はあるかと思います。 「介護リーダー」とか「ユニットリーダー」というポストは、日替わり弁当のように会社の都合や上司の気分でいともたやすく挿げ替わりますので「出世」と言えるかどうかは微妙なところです。

    介護業界で出世・昇格・昇進したかったら綺麗ごとを言い続けよう「せいぜい介護主任程度という現実」
  • ユニットケアは「既に破綻している空想理論」である理由をわかりやすく解説

    国(厚生労働省)の方針で介護施設(特養)は「従来型の多床棟や個室」を改め、「ユニット型の個室」が推奨・推進されています。 2001年以降に新設する特養は「ユニット型であること」が設置基準に盛り込まれています。 今回は「国が推進しているユニット型施設でのユニットケアは当に素晴らしいのか?」「既に破綻している空想理論と言える理由」について、リアルな現場の実情を交えて記事を書きたいと思います。 ユニット型とは まずは、「ユニット型」の特徴や目的について解説します。 従来型個室・多床棟 2001年以前に建設された特養の多くは、病院の病棟のような造りになっています。 「従来型個室」と「従来型多床棟」があります。 ユニット型個室 2001年以降に建設された特養では、ユニットと呼ばれる「集団生活の場」の中に「共有スペース」が存在し、「ユニットがひとつのコミュニティ空間」となっているのが特徴です。 ユニ

    ユニットケアは「既に破綻している空想理論」である理由をわかりやすく解説
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