いくらサイバー空間上でEC市場が拡大しようとも、最後はリアルな「モノの移動」が伴う。日本における配送の「ラストワンマイル」をめぐる状況に課題は多い。Amazon.co.jpの利用者拡大が配送の負荷を上げ、宅配事業者が悲鳴を上げているのは皆さんもご存じのことだろう。「軽貨物の輸送問題」をクリアしなければ、これ以上のEC市場拡大は困難なのかもしれない。 一方で、軽貨物を取り扱うドライバーは「個人事業主」が多いのだという。だが、中小企業のドライバーが6万3000業者存在し、14.3兆円の市場が存在するにもかかわらず、明るい話が出てこない。ここには「アナログ的、属人的な問題」がある。 そんな状況下、軽貨物ドライバーと荷主を「マッチング」させることで解決できるのではないかと考える企業がある。それが軽貨物版Uberともいうべきサービス「PickGo」(ピックゴー)だ。旧サービス名「軽town」として、