Ubuntuを支援していることでも知られるCanonicalが、独自のディスプレイサーバー「Mir」を開発しているという(本家/.、Phoronix)。 Mirは現在LinuxやUNIX系OSで広く使われているディスプレイサーバーであるX Window Systemの置き換えを狙うもので、デスクトップからモバイルデバイスまでをカバーするものになるという。Mirが生まれた動機としては、スマートフォンなどのデバイスでは反応が良く、かつユーザーの操作に応じて複雑な挙動をするUIが必要であり、Xではこれらの問題を解決できないためとされている。 また、現在新たなディスプレイサーバーとしてWaylandというものが開発されているが、Ubuntu側は現在のWaylandの実装についても不満なようで、そのために独自のディスプレイサーバーを作る方針になった模様。すでにロードマップも公開されており、2013年