Exchangeのプラン2では、長期間に渡るメールの監査・アーカイブへの対応を実施することが可能となっております。これは、「各ユーザのメールボックスの無制限のアーカイブ+削除/変更したアイテムの保全+監査ログ」という要素によって構成されており、情報の分散管理(各ユーザーのメールボックス)とその横断検索がキーとなっています。 ここで1点問題になってくるのが、退職者に関する処理です。ディレクトリ同期下において、退職したからと言ってローカルのAD上でアカウントを削除してしまうと、削除した情報がそのままクラウド側に同期され、ユーザが削除され、メールボックスが一定期間(30日)後にサーバ上から削除されます。 こうしてしまうと、退職前に何か仕掛けてから辞めていった人に対しての、さかのぼっての監査が実施できなくなってしまいます。とはいえ、永久的にメールボックスを残すということは、辞めた人の分も合わせてI