2017年8月23日のブックマーク (1件)

  • 田舎発「地デザイナー」という考え方

    ある頃から、田舎の景色が浮かび、そこに暮らす人々の声が聞こえてくるような、味のあるデザインが高知県に増えてきた。それらを手がけたのは迫田司氏。氏が唱える「地デザイナー」とは何か。 サコダデザインオフィス。「下手でもいいから地域の人と一緒にデザインしていく方が、思いは絶対にのる」(迫田さん) 高知県の北西部に位置する四万十市西土佐地区。どこにいても山と四万十川の長閑な景色に包まれるこの場所から、全国から注目を集めるデザインが誕生している。都会に張り合うでも擦り寄るでもなく、田舎の匂いや人の息づかいを真っ直ぐに感じさせるデザイン。それらを手かげたサコダデザインの迫田司氏はこう語る。「デザイナーがもてはやされて『あの人にさえ頼めばうまくいく』と考える人もいますが、それでは思考停止状態になっていまいます。有名な人や力のある人がデザインすれば売れるだろうが、果たしてそれが田舎にとって幸せなのでしょう

    田舎発「地デザイナー」という考え方