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2016年5月22日のブックマーク (7件)

  • 比較三原則/たちどころに「ものがみえる」ようになるメソッド

    人間の認識能力は、ひとつの対象を捉えるよりも、ふたつの対象の違いを見つけることに鋭敏である。 巧見者になるには、普段、無意識にやっている比較を意識的・自覚的に行なうこと、そして比較の質を高めることである。 短期間に比較の質を高めるには、自覚的に比較する機会を増やし、繰り返し、そしてより広い対象に対して、比較を行なっていくしかない。 そのための自分に課すルールは、つぎの3つである。 1.常に比較せよ(比較対象を常に用意しておけ) 2.共通性(おなじところ)と差異(ちがい)を確認せよ 3.差異(ちがい)の差異(ちがい)を見つけよ ひとつずつ説明しよう。 1.常に比較せよ 似たようなものが、ふたつ隣同士に並んでいれば、我々は自然と比較をはじめてしまうだろう。 しかし、そうした場面が訪れるまで待っていては、比較の機会を増やすことはできない。 自覚的に比較を行ない、「比較の目」で見るためには、自分で

    比較三原則/たちどころに「ものがみえる」ようになるメソッド
    mikanpa
    mikanpa 2016/05/22
    比較を比較する
  • Googleで片付かない捜しものチートシート

    ・NDC 日十進分類。 キーワード検索→百科事典→参考文献→OPACと経ることで、自分の知りたいことがコード化される。しかも、そのコード体系は日中の図書館で使われている。図書館の棚の間を歩くことは、このコード・システムの腹の中を歩くことである。 を見つけるだけでは「点」を検索するにすぎなかったのが、NDCコード化することで鳥瞰的/Bird View的な文献捜索が可能になる。 すなわち、文献の参照ネットワークをひたすら手繰る「いもずる式」とは別の、文献へのアプローチを手に入れたことになる。 ・『日の参考図書』 レファレンス・ツールなので、普通の値段ではないが、手元に置くと、文献検索をいつも「5合目」から始められる。毎回、「ふもと」から歩くのも悪くないが、毎日富士山を登っている常連なら「5合目」まではバスで来る。 もう少し普通のの値段で手に入るものなら『情報源としてのレファレンス』(

    Googleで片付かない捜しものチートシート
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    mikanpa 2016/05/22
  • 「4つの型」で理解する、調査/探索の基本と応用

    文献探索をはじめとして、「調べもの/探しもの」のアプローチは、大きく分けて、次の「4つの型」に分類できる。 これらの「型」は、ひとつの調査/探索のなかで連続して、あるいは組み合わせて、用いられる。 いまやってる調査/探索のステップが、どの「型」に該当するか把握しておくと、行き詰まったとき、どういうアプローチに切り替えれば先に進めるか、思い付きやすい。 いままで使ったことのないアプローチも、どの「型」にあてはまるか考えてみると理解しやすい。また従来のアプローチとどう組み合わせて使えばいいかも考えつきやすいだろう。 ●絞る 調査/探索は、最終的には少数の(時にひとつの)対象に絞り込むところで終わる。 だから「絞る」型は、どのような調査/探索でも必ず登場する。 最もシンプルかつベーシックな調査/探索のアプローチは、広い範囲を調査対象にして、次第に調査範囲を絞っていくものである。 調査範囲を俯瞰的

    「4つの型」で理解する、調査/探索の基本と応用
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    mikanpa 2016/05/22
  • 分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)

    A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資料&研究ガイド、E.研究書誌そしてF.スタイルガイド等の6種類のレファレンス/研究リソース・ツールを、各分野ごとにまとめてみた。 もとより網羅的なものではないが、今後もできるかぎり増補していきたい。 それぞれのレファレンス、リソース、ツールの用途は、 A.入門・概説……その分野を知る B.辞典……用語・術語を調べる C.事典……事項を調べる D.資料&研究ガイド……研究方法(資料の探索、アプローチを含む)を知る E.研究書誌……先行研究を調べる F.スタイルガイド等……論文の書き方(様式)など といった感じである。 研究のどの段階でどのツールが使われる(または使った方が良い)かは、実際には研究スタイルに左右されるのは言うまでもないが、イメージしやすいように大まかに/大胆に割り付けると、 1.テーマを選ぶ……A.入門・概説、B.辞典、C.事典、D.資

    分野別研究リソース・ガイドをつくってみた(総記・人文学編)
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  • web上のレファレンスツールを1枚にまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers

    NDL-OPAC蔵書検索・申込(国立国会図書館) http://opac.ndl.go.jp/で、単行書の巻末の「参考文献」などを探す技 「書誌検索(拡張)」画面で、「各種コード」から「資料形式」を選び、検索窓に「A」(書誌)を入力して検索。キーワード検索した際のしぼり込みにもつかえる。 ※単行書誌が出版されない狭い主題や特定トピック、アカデミズム(大学など)であまり扱われないような主題、学問分野として始まったばかりのジャンルなどの文献リストを探すのに有効 例) ・陰陽道についての文献リスト=件名「陰陽五行」+資料形式「A」 ・漫画歴史についての文献リスト=件名「漫画 -- 歴史」+資料形式「A」 ・占星術についての文献リスト=NDC分類「148.8」+資料形式「A」 ○NDL-OPAC蔵書検索・申込(国立国会図書館) http://opac.ndl.go.jp/で、雑誌記事となってい

    web上のレファレンスツールを1枚にまとめてみた 読書猿Classic: between / beyond readers
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    mikanpa 2016/05/22
  • とある読者の自家製索引(インデックス)/バーンズ『いやな気分よ、さようなら』

    を読んでいて、「これは!」と思ったり「これは?」と思ったり「これは↓」と思ったりした時に、線を引いたり、ページの角を折ったり、ポストイットを貼ったりする人もいるだろう。 自分はポストイットを貼る。 欠点は、貼り過ぎて、文が見えなくなることである。 が、この欠点が、次の作業への動機づけになっているのである。 ポストイットをはがしながら、それが貼付けてあったページと貼付けてあった箇所を適当にまとめて書いていくのである。 めんどくさいと思われる方もおられるだろう。確かに面倒だ。 しかし、ポストイットを貼ってまで読むようなは10年間くらいは「使う」なので、それくらいの投資は回収できる。 実例をお見せしよう。 といっても、電子化したものは、よそでも出したこれっきりしかないので、実例としては特殊だ。 認知療法の読書療法によく使われる、バーンズ『いやな気分よ、さようなら』(1980、邦訳第1版)

    とある読者の自家製索引(インデックス)/バーンズ『いやな気分よ、さようなら』
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    mikanpa 2016/05/22
  • 博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう

    物事の調べ方にはいろいろあるが、新しいトピックだと、なかなか適当な文献が見当たらないことも多い。 先日も書いたが、に載っているのは「最新」の情報ではない。書いたものがになるまでには、かなりの時間がかかるのだ。 さて、研究は「早い者勝ち」の世界だから、誰も手をつけてないことか、まだあまり手がつけられていないことをやることになる。そのため取り扱うトピックはよりマイナーになっていく。 どマイナーなトピックなど、書いても売れないから、書店で買える書籍にはならない。では、それはどこにあるか? 答:博士論文にある。 新しく、いっぱしの研究者になろうとする者が書く博士論文。 新参者が、すでに分厚い先行研究がある(その業界では)メジャーなトピックにチャレンジしようというのは、これまでの蓄積をひっくり返せる何年に一度出るか出ないかという実力者か、単なる勘違い野郎である。 もっと慎ましやかな庶民研究者は、

    博論は宝の山/テーマが決まったら真っ先に博士論文を読もう
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    mikanpa 2016/05/22
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