英国の鉄道はもともと「英国国鉄(British Rail)」により運営されていました。日本の旧国鉄と同じように1994年に民営化された結果、現在は20を超える企業が鉄道事業に参入、列車の運行を行っています。しかし、複数の運行会社の統一ブランドとしてナショナル・レール(National Rail、以下NR)という名前が使われていて、切符の発行システムと切符を共通化しています。なので、どの運行会社の切符売り場やウェブサイトでもNR全線のチケットが買えるようになっています(空港往復のエクスプレスなど一部の例外はありますが)。