クマの出没情報を伝えて注意を促す青森県警の短文投稿サイト「ツイッター」が、関心を集めている。お堅いイメージを払拭(ふっしょく)するような文字絵入りが好評だ。中にはフォロワー(登録読者)に紹介するリツイートの数が1500を超えたケースも。クマの目撃件数が増える中、県警は被害の未然防止に役立てばと期待する。 クマ情報のツイートは県警広報課が昨年7月に始めた。目撃情報の増加を受け、県民にすぐに伝えようという試み。 ツイートは「くま出ました!」といったタイトルで「8月20日午後3時30分ころ(青森市浅虫で約1メートル1頭)が目撃されました」などと発生場所やクマの情報を伝える。「くまを見つけたら静かに立ち去りましょう」といったクマと遭遇した際の対処法を教えるツイートもある。 文章に文字絵で描いたクマや人のイラストを付けたのが特徴。クマからの逃げ方などをイメージしやすいようにと女性課員2人が発案