魔女と結婚なんてするもんじゃない! 藍田鳴 周囲の反対にも負けず、魔女のアーシャと結婚した村の人気者ハリス。妻が魔女がゆえのトラブルに巻き込まれることも日常茶飯事のハリスだけど、アーシャと二人きりの結婚生活はどこまでも続いていく!? 病めるときも健やかなるときも、終わりなき愛に胸を衝かれる特別読み切り!
『ハコヅメ』の泰三子による新連載『だんドーン』がスタートした。日本の近代警察を作った男・川路利良の目を通して幕末から明治を描いていく。 この記事は、いわゆる“新連載開始にあたっての著者インタビュー”ではない。昨年10月から連載開始予定だった『だんドーン』がおよそ8ヵ月遅れた理由を、著者の泰が自らの言葉で語りたい、と提案して生まれた記事だ。 理由となった突然の悲しい出来事について、家族について、日々の生活について、気持ちの変化について──泰がどこまでも正直に、正確に言葉にしていくうちに、作家としての姿勢、また本作にかける熱い思いが見えてくる。 (取材・文 門倉紫麻) 読者の方に、誠意を持って お話ししたかった 「連載開始が遅れた理由について説明する場を持たせていただきたいです、と私から編集部にお願いしました」 この記事は、『だんドーン』の内容や描くきっかけを語る、いわゆる新連載インタビューで
累計発行部数450万部突破(※電子含む)、2020年に小学館漫画賞受賞、2021年はテレビドラマ化、2022年にはアニメ化、講談社漫画賞受賞と、今モーニングでもっとも勢いのある漫画と言っても過言ではない『ハコヅメ』がこの夏、2017年11月の連載開始から約4年半の道のりに、一度ピリオドを打つことが決まった。なぜこのタイミングなのか。そもそもなぜ『ハコヅメ』は終わるのか。ケンドー・コバヤシさんを取調官として、泰三子氏を取り調べていただきました。 ※この対談は『ハコヅメ』が第46回講談社漫画賞受賞決定前に行われたものです。 『ハコヅメ』第一部完! この後、超重大発表があります! ハコヅメを愛してくださっているみなさんは、これから始まる対談をお見逃しのないようお願いします! ケンドーコバヤシさん(以下:ケンコバ ):先生、座ってください! 泰三子さん(以下:泰):ありがとうございます。失礼します
『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』が小学館漫画賞一般向け部門を受賞しました。講談社の青年誌作品として受賞するのはなんと10年ぶり。奇しくもその2010年に受賞したのは現在もモーニングで連載中の『宇宙兄弟』だったこともあり、「小山×泰」で対談をさせていただきました。漫画賞、お互いの作品、プライベートに至るまで、自由に語りあってもらいました! (聞き手 ハコヅメ担当編集T渕) 泰氏 泰三子です。よろしくお願いします。 小山氏 小山宙哉です。よろしくお願いいたします。 小山氏 泰さん小学館漫画賞受賞おめでとうございます。 泰氏 ありがとうございます。小山さんと対談させていただけるなんて光栄です。 小学館漫画賞一般向け部門を受賞した小山氏と泰氏の共通点 ――ひとつ目の共通点ですが、お二人とも連載開始から4年で受賞されているんですよね。 小山氏 そうなんですね。 ――その後『宇宙兄弟』は講談社漫画賞も受
コミックDAYSインタビューシリーズ 第1回 「幸村誠」(1) 取材:構成=木村俊介 幼少期、漫画家を目指すきっかけ、傑作の誕生秘話――。 なかなか表に出てこない漫画家の真の姿に、かかわりの深い担当編集と共に迫る。 漫画家――幸村誠 作品に『プラネテス』『ヴィンランド・サガ』など 編集者――金井暁 初代担当編集で現「アフタヌーン」編集長 第1回 『プラネテス』は「原稿をなくしたから」生まれた漫画? 20歳まで漫画を描いたことがなかった 幸村誠 僕が漫画を描きはじめたのは、20年前の夏ごろです。21歳でした。それまで、漫画を描いたことは1回もありませんでした。 それでも僕は、「漫画家」というものにはずっとなりたかったんです。中学2年生ぐらいになったら学校で急に「進路」って言葉が出てくるじゃないですか。 「……あれ、どうやら自分も、これから何十年間にもわたってやり続ける職業を、決めなきゃいけな
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