私たちは、日本経団連の定めた「新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章」に賛同し、率先して秩序ある就職・採用の実現に協力いたします。 「企業の倫理憲章」趣旨実現をめざす共同宣言について 日本経団連は、1997年に「就職協定」を廃止してから、大学等卒業予定者の就職・採用時における無用な混乱を避け、企業に対し責任と秩序ある採用活動を求めることを目的に、毎年、「新規学卒者の採用選考に関する企業の倫理憲章」を公表し、広く関係者の理解と実践を訴えています。今年は去る10月17日に開催した日本経団連理事会において別掲の「2007年度・倫理憲章」が承認され、直ちに公表いたしました。 本憲章が多くの企業に浸透し、趣旨をわきまえた採用活動が実践されている中で、相変わらず一部に秩序を乱す動きが見受けられます。就職・採用活動の早期化と、それに伴う長期化が大学教育に深刻な影響を及ぼし、学生の学習環境を悪化させる