コロナウィルス拡大防止のための外出自粛が思わぬ副産物を生んでいるらしい。 家庭内不和が悪化し、DV、虐待が増えていると言うのだ。 外で息抜きも出来ず、助けを求めることも難しくなり、第三者の目も行き届かないゆえに、家庭内での様々なトラブルが悪化するのだろう。 ネットでも「コロナ離婚」なる造語をちらほらと目にするようになった。 さて、今の日本では、離婚の際親権は母親・父親のどちらか一人(大抵は母親)しか持てない。所謂「単独親権」だ。 結果、親権を持てなかった側の親(大抵は父親)が子供との面会や交流が絶たれる、回数が極端に減る「可能性」がある。 あくまで可能性の問題である。 「単独親権」イコール、法律で、親権を持てなかった側の親が、育児に子供の進路等の各種決定に関わるのを禁じているわけでは決していない。 現に、円満離婚と言われる元夫婦の中には、今でも母と父親で協力し合って子供に関わっている元夫婦