先日、ある講演会で、作家の渡辺浩弐さんが「人類は今後、積極的に外に出かけて行ってそれをネット上で発信しまくる『リア充』(リアルな生活が充実している人)と、ネットを通じてそれを追体験する『引きこもり』に、二極化していく。Twitterはその初期形態だ」という主旨の発言をされていた。そして、「1万人に1人のリア充がいればいい」とも語っていた。 確かに、Twitterで情報発信している著名人と、そのコメントをフォローしながら経験を共有している人達の関係を見ていると、そのような社会もあり得る気がする。 しかしこの「二極化」は、「すべての人がネットと密接に関わり合う」という前提で語られている。いずれはそうなるのかもしれないが、より短期的には、別の二極化が顕在化する可能性の方が高いであろう。 それはTwitterなどのサービスを通じて、「常にネットと接続している人達」と「そうではない人達」という二極化