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ブックマーク / kaze-no-katami.hatenablog.jp (79)

  • 季節の花(1月) - 風のかたみの日記

    『あれぇ、暫く間は空いてしまったとは言え、今回は「正月の想い出(2)」を投稿する筈ではなかったのか』 勿論そんな事は百も承知しているし、しかも下書きはとうの昔に出来上がっている。ならば何故さっさと投稿しなかったのか。 通常私はブログを投稿する前に、少なくとも3回は読み返す。目的は、誤字脱字、変換ミス、表現の重複、ら抜き言葉、等々の排除である。(その割には大した文章は書いていない) 「正月の想い出」の続編も同様の手続きを踏み、特に問題は見つからなかった。しかし何度か読み返すうちに、次第に違和感を覚えるようになってきた。 その原因が、全体の内容なのか、表現の仕方なのか、或いは・・・。 相変わらず幾つになっても、どうでもいい、しょうもない事に拘ってしまうのである。何度も書き直してみたが上手くゆかない。 という訳で暦も変わった事ではあるし、ここは一旦「正月の想い出」は塩漬けにし、気分転換を図ること

    季節の花(1月) - 風のかたみの日記
  • (緊急投稿)D・クロスビー逝く - 風のかたみの日記

    来であれば前回の「正月の想い出」の続きを投稿すべきところではあるが、やはりこの知らせに触れることなく通り過ぎる訳にはいかない。 私が特に好きなミュージシャンの一人、デイヴィッド・クロスビー(David Crosby) が、長い闘病生活の末1月19日に亡くなったとマスコミ各社が伝えた。享年81歳、死因等は不明である。 恐らく読者諸氏にはご存じない方が多いと思われるので、一応ご紹介を。 私は小学生の頃ラジオで聴いたサイモン&ガーファンクルに衝撃を受け、中学1年の時、親にねだってギターを買って貰った。それから友人と二人でひたすらS&Gのコピーに励み、続いてクロスビー, スティルス, ナッシュ&ヤングの演奏に強く心を引かれた。双方に何か共通点があるとすれば「アコースティックギター」だろうか。 だが、S&Gでソングライターはサイモン1人だったが、今度は4人とも曲を書き、しかも各人かなり個性的である

    (緊急投稿)D・クロスビー逝く - 風のかたみの日記
  • Cry for the moon. - 風のかたみの日記

    先月に続き「月」の話をする。そもそもこの地球の衛星は、今から46億年前、太陽を中心に、その引力が及ぶ天体から成る太陽系が形成される中、出来たばかりの地球に火星と同サイズの天体が衝突、飛び散った破片が地球の軌道上を回転しつつ、合体して出来たという説(ジャイアント・インパクト説)が有力である。 ところで私達は空が晴れてさえいれば、毎月1回、年間12回の満月を見る事が出来る。時には先月のように皆既月と天王星のが同時に起きるという、数百年に一度のイベントもあり当然話題になる。 しかしマスコミや極一部のマニア並みに、高性能な機材を所持していれば撮影も可能だろうが、当方みたいにグリコのおまけ程度では、実際のところ天王星の影も形も確認すら出来ずに終わった。 さて、そこで今月の満月である。謳い文句はこれ、『火星が見頃 今日8日は今年最後の満月 月が火星に接近』。それだけでは判らない私のような者の為、ご

    Cry for the moon. - 風のかたみの日記
  • 「こんど、君と」(後編) - 風のかたみの日記

    ♩ 君住む街まで飛んでゆくよ 一人と思わないで いつでも ♩ 小田和正はオフコース解散後、1989年から格的にソロ活動を始め1991年、あの伝説の月9ドラマ「東京ラブストーリー」の主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」をリリース、260万枚のミリオンセラーを記録しヒットメーカーとしての地位を確立した。 その後、1996年に「LOOKING BACK1」、2001年には「LOOKING BACK2」を発表。この二作はかってのオフコース時代の楽曲を新たに編曲し直しセルフカバーしたもので、大きな話題にはならなかったがそれなりの評価を得た。 しかし私にはあまりしっくり来ない。確かにオリジナルが録音された頃は存在していない機材や楽器を使用し今風な印象は受ける。しかしヒットに恵まれず、副業として数々のCMソングを歌いながら、それでも地道に自分達の音楽を続け、♪ どんなに小さくなった自分でも 夢さえあれば

    「こんど、君と」(後編) - 風のかたみの日記
  • 秋の六/七草 - 風のかたみの日記

    普通「七草」といえば、毎年1月7日の朝、年末年始で疲弊した身体を労り、新たな年の無病息災を願ってべる粥の具材を指す事が多い。 古くは中国から伝わり、平安時代に始まったと言われるこの「七草粥」の風習は、江戸時代になって全国に広まり、今日まで連綿と続いてきた。その証拠に今では年が明けると、スーパーの青果売り場の棚に七種類をセットにした袋が並べられる。 尚、ここでいう「七草」とは所謂「春の七草」の事である。『おいおい、1月7日と言えば冬の真っ盛り。その頃手に入る雑草が何で春なんだよ』と思われる方も中にはいるかも知れない。 しかし年賀状に「新春」とか「迎春」等の言葉を使う事を思えば、何の違和感もないのではなかろうか。 さて、今更ではあるが、今回テーマは季節外れの「春の七草」や「七草粥」について深く掘り下げようという話ではない。何と我が国には「春」の他に「秋の七草」もあるというのだ。 取り敢えず名

    秋の六/七草 - 風のかたみの日記
  • 季節の花(令和四年九月) - 風のかたみの日記

    大型で強い台風14号が列島各地に爪痕を残して過ぎ去ると、暑かった夏の残り香は、何一つ想い出を残さずに荒れ狂う嵐の中へ消えてしまった。 しかも翌朝カーテンを開くと、そこにあるのは見慣れた台風一過の青空ではなく、それを覆い、今にも降り出しそうに低く垂れ込め流れる灰色の雲だけだ。 『まったく、何て事だ。塵も埃も汚染物質も吹き飛ばされた、あの青空も見られなくなったのか』 だが、変わった事と言えば他にもある。台風の発生場所だ。かっては赤道付近というのが常識であったが、最近は熱帯低気圧のままジワジワと北上を続け、日に近づくにつれて勢力を増し、台風になった途端、上陸というパターンが増えてきた。(因みにここで台風とは風速約17m以上の熱帯低気圧をいう) 14号に続き日に影響を与えた台風15号が正にその典型だった。上陸こそしなかったものの台風になるや否や、近畿から東海、特に静岡県に記録的な豪雨をもたらし

    季節の花(令和四年九月) - 風のかたみの日記
  • とんぼのメガネ - 風のかたみの日記

    読者諸氏の中には「とんぼ」を捕まえてやろうと、あの大きな眼に向かって指をクルクルと回した事がある人はいるだろうか。 子供の頃、誰に教わったのか覚えていないが、私や私の友達は「とんぼ」見つけると、こぞって人差し指をクルクルやったものだ。 『そうする事で「とんぼ」が眼を回しフラフラしているところを捕える』間違えなく筋書きはこうだった筈だ。 しかし、今思い返してみても、そうやって「とんぼ」を捕まえた人も、また捕まった「とんぼ」も見た記憶がない。人生を左右する程の問題ではないものの、どうにも気になって仕方がない。 早速、玉石混交の情報が溢れるネットを検索してみると、あった。一番激しいのは、指を回していると「とんぼ」の頭がポロっと取れてしまう、というもので俄かには信じられない。他は概ね似たようなもので、 1.「とんぼ」が眼を回す事はない。 2.「とんぼ」の複眼は動きの速いものは捉えるが、指を回す程度

    とんぼのメガネ - 風のかたみの日記
  • てふてふの想ひ出 - 風のかたみの日記

    蝉の声が次第に小さくなって来た今日この頃、今度は花から花へとさかんに飛び回る蝶の姿が目につく。 しかし、蝶と言えば何となく春の風物詩のような気がする。現に俳句の季語は間違いなく春である。唯、一年を通じてその姿を見られることから、それぞれ「夏の蝶」「秋の蝶」等とする事で、春以外の季語としても使用出来るという。 ならば何故、春の印象が強いのか。私は童謡の「蝶々」の歌詞がその一因ではないかと睨んでいる。曰く 蝶々 蝶々 菜の葉にとまれ 菜の葉が飽いたら 桜にとまれ 桜の花の 花から花へ とまれよ遊べ 遊べよとまれ ご覧の通り「菜の葉」(花ではなく葉の方)と「桜」は春を代表する草木であり、このような歌を幼い頃から意味も解らず歌わされたら、否が応でも蝶=春と洗脳されるのではないだろうか。 だが実際のところ桜にとまっているのは蜂や虻、または野鳥のメジロやヒヨドリであり、決して蝶ではない。尤もこのように

    てふてふの想ひ出 - 風のかたみの日記
  • つくつく法師の記憶(再掲) - 風のかたみの日記

    (初回投稿 2020年8月29日 2022年8月27日加筆) 「夏の終わり」は何故か切なく物悲しい。何となくそんな気がする。それは眩しい日差しが少しずつ薄れてゆくせいなのか。それともやがて訪れる秋を無意識裏に受け止めた為なのか。否、ただ単に一人黄昏ているだけなのか。 ひと口に「夏の終わり」と言っても、その気配を知るきっかけは人それぞれ違うだろう。例えば、人影が途絶えた避暑地。歓声が消えたテニスコート。クラゲが漂う波打ち際。仕舞い忘れたビーチチェア。或いは早朝の空気の澄明感、集団登校する子供達の歓声かも知れない。 しかし、もしそれが蝉時雨であると言ったら、少し変に思われるだろうか。実を言うと私に「夏の終わり」を告げるのは「つくつく法師」の鳴き声なのである。 蝉は早ければ五月頃から鳴き始めるそうだ。「ハルゼミ」という種らしいが私は聞いた覚えはない。専ら耳にするのは、七月初旬の「ニイニイゼミ」と

    つくつく法師の記憶(再掲) - 風のかたみの日記
  • 季節の歌 - 風のかたみの日記

    これまで「季節の花」と題し、私が撮影した草花の写真をスライドショーにしてご覧頂いてきた。今回は趣向を変え夏に関連した歌を2曲ご紹介したい。 1曲目は夏の盛りに向かって海に行きたい若い女性の気持ちを歌っており、2曲目は夏と共に終わりを告げる恋を思い出す大人の男性を歌にした。 恐らく殆どの人が2曲ともご存じないと思う。何故ならばどちらも随分前に私が作ったからである(あっ、今このページを閉じようとしたあなた。もう少しお付き合いを)。 さて「下手の横好き」という言葉がある。私は中学1年の時、ギターを買って貰ってからというものドップリ音楽に浸り込み、その割には演奏も歌も全く上達しなかった。 かくなる上は自分で歌詞、メロディーを作り、編曲してカラオケまで録音してしまおうと考え、必要な機材を揃えた。 当時、パソコンは未だ普及しておらず、我が家のラインナップはヤマハのシーケンサー、リズムマシーン、音源(F

    季節の歌 - 風のかたみの日記
  • 八月拾五日(再掲) - 風のかたみの日記

    2020年8月15日に投稿したものを再掲する。 梅雨明けしたと思ったらいきなり連日の猛暑。とてもでは無いが身体がついて行かない。それでいて8月7日には「立秋」を迎え、暦の上では既に秋になっているのである。これはどう考えても納得しづらい。 それと言うのも、我が国は明治になると西洋と足並みを揃える為、暦をそれまでの太陰太陽暦から太陽暦に改めた。これにより明治5年12月5日は明治6年1月1日と読み替えられ、以後、入梅や二百十日などの「雑気」とそれに伴う様々な風習や年中行事の多くは、全て約1ヶ月前倒しになってしまった(尚、立秋を含め夏至や冬至などの「二十四節気」は元来太陽と地球の動きと連動している)。 中でも可哀そうなのは織姫と彦星である。来ならば梅雨が明けた現在の8月7日が七夕であったのに、今の7月7日は梅雨の真っ盛り。彼等はこの150年あまり、まともに逢瀬もままならない。さぞかし明治政府を恨

    八月拾五日(再掲) - 風のかたみの日記
  • 私が好きな旋律(その?) - 風のかたみの日記

    以前から漠然とこの企画を考えていたのだが、いかにも「手抜き」という印象が否めず、併せて「えーっ、何これ、こんなんが好きなの、タルくて詰まらん」と馬鹿にされるのも心外だ。それ故、長い間、日の目を見る事もなく「下書き」の中に埋もれていた。 今回、そのカビが生えたような「原稿」を引っ張り出してきたのは、ネタが無いというのは勿論だが、当初張り付けていたYouTubeのうち何曲かリンク切れになっており、このまま放置すれば、使い物にならなくなると考えたからである。 さて、古今東西、世に「ヒットメーカー」と呼ばれる売れっ子や、「一発屋」で終わってしまったソングライター達が作った楽曲は数知れない。 だが、その中で何故か琴線に触れる旋律というものがある。それは万人に共通する事もあれば、全く個人的趣味と見做される場合もある。 今回は敢えて後者、恐らく殆どの人が感動しないであろう私が好きなメロディーラインを持つ

    私が好きな旋律(その?) - 風のかたみの日記
  • 季節の花(令和四年五月) - 風のかたみの日記

    五月雨、五月鯉、五月玉、五月躑躅、五月波、五月晴、五月富士・・・。すべて五月(さつき)を表す季語である。時節柄、概ねどれも爽やかな印象を受けるような気がしないでもない。 しかしその中で、「五月闇」という言葉がある事に気づいた。これは五月雨が降る頃の厚い雲におおわれた暗さを指し、昼なお暗く夜は漆黒の闇となる、との意味だという。 『何となく今の気分に似ている』その時はそう思った。低く垂れこめた灰色の雲が、心にまで重くのしかかってくるような、そんな日が続いていたのだ。 そして5月18日。漸く朝から日差しが戻って来た。『いざ生きめやも』 カタカナは花名( )は花言葉 YouTubeの設定はHD推奨

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  • ドライブ・マイ・カー - 風のかたみの日記

    始めに断っておくが、これは先日アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した日映画の感想でも、また、その作品の原作となった村上春樹の短編小説書評でもない。そもそも映画は観ていないし、小説の方は読んだ記憶はあるものの、内容は全く覚えていない。 ところでドライブ、即ち車の運転に関して言えば、私が車を転がし始めてからもう久しい。ただ生業ではないので、所謂「レジャー・日常ドライバー」であり、これまでの履歴をひと言で例えるならば「無事故弐違反」となる。 最初の違反はスピード。通常以下に速度制限された関越自動車道を、知っていながら100kmで走っていて、桜の代紋を付けた白黒ツートンカラーの群馬県警に捕まった。 二度目は東北自動車道。久しぶりに佐野ラーメンべた帰り、気分良く走っていたところ、改造スカイラインGT-Rの覆面パトカーに停止を命じられた。 この時私は、事前にこの改造車が走っているのを目視しており

    ドライブ・マイ・カー - 風のかたみの日記
  • ソバにいてくれるだけでいい - 風のかたみの日記

    前々回、天ぷら屋に行った記事を書いた際、「江戸の三味(鮨、蕎麦、天麩羅)」について少し触れた。今回はそれを更に掘り下げてみようと思い、その為には先ず改めてべる必要があると考えた。 などと、いかにも尤もらしい動機付けを捻り出してみたものの、要はまた事に出かける事への言い逃れに過ぎないのは明白である。 何はともあれ、今回は残る二味の内、ひと月前、せっかく店まで出向きながら、不覚にもべ損なった「蕎麦」に決めた。 場所はお馴染み日橋室町。この界隈で有名な蕎麦屋と言えば、「室町砂場」か「利休庵」と相場は決まっているが、私はいつも美人女将が待つ「紅葉川」一択。 善は急げ、早速行ってみよう。 【先ずはビールから。お通しは「しらすおろし」】 【続いて、この店の定番メニュー「鴨焼」と「鴨のたたき」】 【焦げた醬油が香ばしい「帆立の磯辺焼き」】 【左から「じゃこ天炒め」「玉子焼き」「カリカリ・チーズ揚

    ソバにいてくれるだけでいい - 風のかたみの日記
  • 咲イタ 咲イタ 鬱金香 ノ 花ガ - 風のかたみの日記

    私は所謂マンション、正しくは集合住宅に住んでいる。大きな団地ではないものの、建物の周囲には狭いながらも花壇が幾つかあり、ちょっとした植木が四季折々の花を咲かせる。 昨年末、エントランス横に植えてあったマーガレットの一部が根こそぎ無くなっており、管理人氏に尋ねたところ、根腐れを起こしていた為、抜いて処分したとの事。たとえ冬とは言え、地面が丸見えというのは何とも寂しい。 そこで買い物ついでに花屋に寄り、寒さに強い「ビオラ」を少し買ってきて植えてみた。来、そこは共有部分なので、正規には管理組合マターではあるが、別にクレームをつける人もいないであろうし、第一、手続きが面倒だ。 下の写真は、ビオラを植えた2月16日の状態。花数が足りないのは歴然、それを見た私は慄然。 翌週、再び花屋に写真を見せながら、どうすれば良いか相談すると、「暖かくなるまで少し待った方が」との回答。 3月26日、そろそろイイ頃

    咲イタ 咲イタ 鬱金香 ノ 花ガ - 風のかたみの日記
  • 3月11日 - 風のかたみの日記

    あの日から11年。今年もまた桜が咲きました。

    3月11日 - 風のかたみの日記
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2022/03/13
    もう11年も経つんですね。今ではコロナで大変な状況ですが普通に過ごせることに感謝です
  • 取り敢えず鳥を撮る - 風のかたみの日記

    カメラを首からぶら下げ、散歩するようになって彼是3年が過ぎた。主な被写体は「季節の花」で、これまで撮った枚数は数え切れないが、相変わらず撮影そのものは全く上達しない。 所持する機材もごく一般的な代物で、しかも取説を読まない主義が災いし、未だに機能や使い方がよく解っていない。それでも美しい花は綺麗に写したいし、切り取る画面はバランスの良い構図であって欲しいという図々しい性格なのである。 歩きながら、咲いている花はないかと左右をキョロキョロ見回していると、鳥の鳴き声が聞こえてくる。しかしどこにいるのか判らない。 野鳥の撮影は非常に難しい。先ず鳥と遭遇する必要がある。運よく見つけても距離があったり枝に隠れていたりする。しかも生き物なのでじっとしていない。時折バズーカ砲みたいなカメラを三脚に据え、コーヒーを飲みながら獲物が現れるのを待っている御仁を見かけるが、流石にそこまでやる気力も財力も持ち合わ

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  • 遠くで汽笛を聞きながら - 風のかたみの日記

    最近、頓に昔の出来事を思い出す事が多くなった。しかも20年以上も前の記憶ばかりだ。 それはまるで、何度も観た映画を再生するように、優しく、懐かしく、愛おしく、切なく、ほろ苦く、そして少々うんざりする。 二十代の終わり頃、勤務先の先輩達とバンドを組んだ。「酒を飲んで管を巻くばかりでは能が無い、何かもっとクリエイティブな事をしてみようではないか」、という発想からで、我々が夜な夜なたむろしていたスナックのマスターも加え、5人でスタートする事になった。バンド名は当然プロ・デビューを見据えて「MISTRAL(ミストラル)」。南仏プロヴァンス地方に吹く強い北西の季節風の名称だという。 ところがこの5人の内、バンド経験者は私とクラーク博士の子弟らしいハンカクサイ道産子だけで、キーボードのChuuさんはピアノを習ってはいたが楽譜が無ければ何も弾けず、無理やりベースを買わせたShun-chanは白玉(全音符

    遠くで汽笛を聞きながら - 風のかたみの日記
  • 万世、不易? - 風のかたみの日記

    ひと月程前、時折会っては近況報告等をしている友人から、近々、共通の知人を交え飲もうと連絡があった。もとより当方に異論は無く即OKと回答していたが、暫く経っても何も言って来ないので「あの話はどうしたん?」とメールしたところ、その日のうちに日取が決まった。 私としては、美人女将がいる馴染の蕎麦屋で、鴨肉を焼きながら冷たい生ビールを頂き、〆は一足早い年越蕎麦、と行きたいところであったが、既に「肉の万世」を予約したという。 しかも料理は@4,000円の「肉盛り宴会メニュー」に@1,298円の「2時間飲み放題」をつけた、との事。 コロナ太りを解消すべくダイエット完遂中の心算である私は、冬至の夕刻、一抹の不安を抱きながら、指定された「肉の万世 神田駅前店」へやって来た。 尚、「肉の万世」についての説明はこちら。 ja.wikipedia.org 入口で手の消毒を済ませて入店。紙製のマスク入れも用意され

    万世、不易? - 風のかたみの日記
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2021/12/28
    カツサンド美味しそうですね