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ブックマーク / www.fic-tion.com (39)

  • 手に汗握ります | fic-tion world

    ※この映画ポイントはネタバレなしの映画の紹介を目指しています。 スピード 【公開】1994年(アメリカ映画) キアヌ・リーヴス氏とサントラ・ブロック氏の出世作品 緊張感が半端ないですね。 ノンストップアクション最高。 この映画の曲にGショックを思い出します。

    手に汗握ります | fic-tion world
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/06/19
    スピード面白いですよね大好きな映画です
  • 美姫さんテレワークをする。 | fic-tion world

    「ショウ。明日から仕事。」と、美姫さん。 「えっ?今、外出自粛だよ。行かなきゃいけないの?」と僕が聞く。 「いや、外には目に見えないウィルスがいるのに出てこいって危ないでしょ。だから、危険手当くれって言ったらくれなさそうだったから、テレワークにした。」美姫さん。 よろず屋のテレワークって何するんだろう?? その日の夕方、家に何やら機材が届いた。 新しいパソコンとその他もろもろ。 それをセットするお兄ちゃん。 「あれ?美姫さんの仕事じゃないの?」と僕が聞くと 「美姫さん、機械音痴だからね。」とお兄ちゃん。 確かに…電池が切れたのを“壊れた”って怒るぐらいだからね。 次の日、いっこうに仕事をする気配がない美姫さん。 「美姫さん、仕事は?」と僕が聞くと 「そうだね。そろそろしますか。」と昨日届いたパソコンを開き、何か動画を見始めた。 「何見てるの?」と僕が覗くと 「大人の汚い世界。」と美姫さん。

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  • あなたなら何を持っていきますか?! | fic-tion world

    「美姫さん、無人島に行くなら何を持っていく?ひとつだよ。」と僕が聞く。 美姫さんはウーンと考えながら「そうだね……。あっ、家族かな?」と言った。 「家族?。家族をどうするの?」と僕。 「べ物を取ってきてもらう!みんな一緒だと楽しいし、働いてもくれるし。」と美姫さん。 「それはひとつじゃないような気がする。」と僕が言うと 「じゃぁ、核家族単位でショウとユウとこうちゃんだけでもいい。」と美姫さん。 ん?美姫さんは家族ってどこまで一緒に行くつもりだったんだろう……。 「うーん…。それもひとつじゃないような気もする。」と僕が言うと 「いや、絶対に家族。家族を連れて行けないのなら無人島にはいかない。」と美姫さん。 話の論点がズレているような…。 「でも、何で家族なの?」と僕が聞く。 「だって、ショウとユウは癒し担当で、こうちゃんは何でも担当。私、ショウとユウとこうちゃんがいれば生きていける。」と美

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/03/31
    家族以外ならいらない素敵ですね
  • 貴方の中の偉人。 | fic-tion world

    学校から帰ると美姫さんが 「ショウ、聞いて!!」と言ってきた。 どうせ、大した話じゃない。でも、聞かないとうるさそうなので 「どうしたの?」とニッコリと微笑んでみた。 すると美姫さんも嬉しそうにニッコリと微笑んで 「私ね、アインシュタインと瓜二つなんだよ。」と言った。 はぁ?はい?意味不明?何言ってるんだ? とうとう頭が壊れたんだな……。と僕は美姫さんが可哀そうになってきた。 なので 「へぇ~。すごいじゃん。で、どの辺が?」と、とりあえず聞いてあげる。 「まずね、人間ってとこ。」と美姫さん。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「ヒゲが生えてるところ。ほらほら見て見て。私にもヒゲが生えてきたんだよ~」と美姫さんは、鼻の下に生えたムダ毛を僕に見せてきた。 ……。 「そうだね。他には?」と僕。 「髪の毛がモジャモジャなところ。」と美姫さん。 ……それは、美姫さんが髪をとかしてないだけでしょ。

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  • 人にやさしく。 | fic-tion world

    休みの日、お兄ちゃんと近所であった【チョコレートランド】 という催し物に行く。 色々な国のチョコレートが販売されているらしい。 会場の近くに着くとチョコレートの匂いでいっぱいだった。 「おいしそうな匂いがするね~」と僕。 「ホントだな。楽しみだ。」とお兄ちゃん。 会場をグルっと見渡すと一か所、異彩を放つ場所があった。物凄い行列が出来ている。 「あの行列なんだろう。」と僕が指さすと 「近づいてみるか?」とお兄ちゃん。 2人でテクテク歩いていくとそこは《好きなチョコを3つプレゼント》と書いてあった。 「3つも貰えるんだって。」と僕が言ったが 「ショウ。凄い行列だぞ。並ぶの好きじゃないんだよな。売っているのを買いに行こうか。」とお兄ちゃん。 「そうだね。」と僕も同意する。 《好きなチョコ》と書いてあるだけあって、みんな選ぶから進みも遅い。 それに早い者勝ちだから、人気のチョコはすぐに無くなりそう

    人にやさしく。 | fic-tion world
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/03/10
    痛い出費になってしまいましたね
  • 脳は老化しないって聞くんですけど…ね。 | fic-tion world

    美姫さん「あれ、ほらあれ。」 あれって何? 美姫さん「それとって~。」 それってどれ? 美姫さん「あれとこれ、どっちがいいかな?」 どっちって…。あれもこれもわからないよ。 美姫さん「あの人がね。」 あの人って誰? 美姫さん「この間べたアレがまたべたい。」 いつのなに? 「美姫さん。コレとかアレとか分かんないよ。もしかして、歳のせい?」と僕。 「何言ってるの。【指示語強化年間】だよ。指示語を強化しているの」と美姫さん。 「指示語って、強化するもの?」と僕が聞くと 「当たり前じゃん。【アレをとって】と【コレをとって】は意味が違うでしょ。」と自慢気な美姫さん。 ホント、言い訳は上手だわ。 「美姫さんってさ、口から先に生まれてきたんじゃない?」と僕が皮肉ると 「口から生まれてくるって…妖怪じゃん。ほら、アレ」と美姫さん。 「アレって?」と僕が聞くと 「頭に口がある妖怪。」と美姫さん。 「

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  • 備えあればうれしいな。 | fic-tion world

    「美姫さん、最近太ってきてるんじゃない?」とお父さん。 確かに…動かないからね~。僕はニヤリと笑う。 「何言ってるの、こうちゃん。これから起こるであろう料危機に備えてるんだよ。」と美姫さん。 自分の蓄えにするんだな…。 「そんなの蓄えにならないよ。太ってるって事は胃が大きくなってるから人より料がいるんだよ。」とお父さんが言うと 「何言ってるの、こうちゃん。ショウとユウにあげるんだよ。」と美姫さん。 はぁ? 「えっ?ショウとユウにその肉をあげるのか?どうやって?」とお父さんが言うと 「私のこのお肉をショウとユウの料にするんだよ。べさせてあげるの。」と美姫さん。 えっ? 「べさせるのか?」とお父さんが言うと 「そう。だから、筋肉質の肉は硬いから、柔らかく育ててるんだよ。」と美姫さん。 …ただ、、運動をしたくないだけでしょ。 するとお父さんが「美姫さん、知らないのか?良質な肉は、適度な

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  • 真面目なのか…な? | fic-tion world

    僕はいつものように学校から帰ってきてお兄ちゃんちに行く。 「そういえばね、美姫さん 自分のこと『思春期かも~』って言ってたよ。」とお兄ちゃんに僕は報告する。 「母さん、思春期終わってないのかもな。大人って感じもしないし。」とお兄ちゃんが笑う。 と急にお兄ちゃんが何か思い出したらしく 「ショウ。反抗期は気をつけろよ。」と僕に言った。 「いや、反抗もしたくなるよ。」と僕が言うと 「絶対に後悔するぞ。」とお兄ちゃん。 「何で?」と僕が聞くと 「母さん、兄ちゃんが反抗期の時に何したと思う?」とお兄ちゃん。 「何だろう?」僕は頭をかしげる。美姫さんの行動は予測がつかないから全くわからない。 「兄ちゃんがイライラしていると『あら、イライラしているのね。』って言ってな。『こうちゃんに甘いお菓子を買ってきてもらおうね。』って言ったり、イライラしているのをあたたかい眼差しで見ていたり……。」とお兄ちゃん。

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  • 夢はYouTuber?! | fic-tion world

    学校が終わって家に帰るとお兄ちゃんが遊びに来ていた。 「ショウ。おかえり。」と美姫さん。 「あっ、ただいま。お兄ちゃん。どうしたの?」と僕。 お兄ちゃんがパソコンに向かって何やらしていたからだ。 「おう。ショウおかえり。あのな、兄ちゃんは副業でYouTuberになろうと思ってな。ショウも手伝ってくれるか?」とお兄ちゃん。 副業でYouTuber? 「お兄ちゃん、就職決まったの?」と僕が言うと 「それが、なかなか難しい。」とお兄ちゃん。 「ユウはね、業が無職で副業がYouTuberらしいよ。毎日、ユウが見れる~と思ったら、ユウは出演しないらしいよ。」と残念そうな美姫さん。 へぇ~。自分は出ないんだね。 「で、お兄ちゃんは何をYouTubeでするの?」と僕が聞くと 「それがな。良いプランをかんがえたんだよ。聞いてくれるか?」とお兄ちゃん。 「えっ。どんな感じなの?」僕はワクワクする。 「24

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/02/10
    私もYouTuberになりたい
  • バレンタインチョコの渡し方 | fic-tion world

    「美姫さん。バレンタインって知ってる?」と僕が聞くと 「バレンタイン?ロッテの監督だった人でしょ。知ってるよ。子どもの卒業式の日だけはお休みをくださいって言った人でしょ。」と美姫さん。 いや、それは僕が知らないし。 「ちがうよ。2月14日の事だよ。」と僕が言うと 「2月14日?あぁ、チョコの安売りの前の日ね。」と美姫さんは言った。 「チョコの安売り?」と僕が聞き返すと 「そう。何故かね、2月15日はスーパーに行くとチョコレートが安売りしているんだよ。」と美姫さん。 それ、売れ残りじゃん。 「あのね、美姫さん。2月14日ってのは、バレンタインって言って女の人が好きな男の人にチョコレートをあげるんだよ。」と僕が教えると 「なに。その男尊女卑的な行事。とっても腹立たしいんですけど。なんで、男子だけがチョコをもらえるの。」と美姫さん。 「いやいや、2月14日にチョコレートをもらった男子は、今度は3

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/02/02
    チョコレートを貰えるのは嬉しいけどお返しするのは大変です
  • 我が生涯に 一片の悔いなし。 | fic-tion world

    「美姫さんってさ、学校の授業聞いてなかったのによく大学まで行けたよね。」と僕。 「時は金なりっていうからね、時間をお金で買ったんだよ。」と美姫さん。 へっ?と僕は首を傾げる。 「いい、ショウ。小学校の授業時間が5647時間。中学校が3045時間。高校も3年だから中学校と変わらないとして3045時間とすると、合計は11737時間。だいたい12000時間を無駄にしてきたわけ。12000時間って言ったら、500日。でもね、この500日って学校の授業中の話だけ。家庭学習の時間はそれに入らないからね。その500日+αを有効に使ってきた人に真っ向勝負出来ると思う? 」 と美姫さん。 僕は首をよこにふる。 「そこで、500日+αの時間をお金で買うんだよ。みんなが500日+αかけて学んだ事をお金で要約してもらう。でもね、短期で覚えた事は頭に入らないから、お金を使った意味がない。私は意味のない時間にお金をか

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/02/01
    ラオウですね
  • 知る事は生きる事。 | fic-tion world

    「美姫さん、何で色んな事を知る必要があると思う?」と僕が聞く。 「死人と間違われないためだよ。」と美姫さん。 はぁ?と僕がポカンとしていると 「知らぬは仏っていうでしょ。仏ってのは、死んだ人の事だから、知らない人は死んだ人って事。だから、みんな死人に間違われないために学んで知るんだよ。」と美姫さんが自慢気に話す。 僕が知ってるモノと全然違う。 「みんな死人に間違われないように学んでるの?学んでるようには見えない人もいるけど。」と僕が聞くと 「見えない学びも沢山あるんだよ。例えば、風邪をひいて熱が出るのも身体が学んでるからなんだよ。『ばい菌だぞ!やっつけろ!!』ってね。見た目に反応が無くてもちゃんと学んでる。息をしたり、心臓を動かしたり。呼吸も心臓も一定で動いている人なんていないでしょ。学んでるから、数が増えたりするんだよ。」と美姫さん。 そう言われればそんな気もするけど。 僕が知ってるのは

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  • 国のトップの器 | fic-tion world

    「ショウ。忖度はダメだよ。良い国は作れない。自分をいさめる人を近くに置かないと。私がショウの諫官(かんかん)になってあげるね。」と美姫さん。 また、意味の分からない事が始まった。僕、国を作るの?! 「諫官(かんかん)って何?」と僕が聞くと*1 「いさめてくれる人。」と美姫さん。 ん?忖度は美姫さんにして、いさめられるのは僕? 「美姫さんをいさめてあげるよ。」と僕が言うと 「老い先短い身ですから。」と美姫さんは言った。 こういう時だけ……と思うが、美姫さんに言ってもらちがあかないので、いつものように美姫さんの遊びに付き合う。 僕はゲームを始める。 すると美姫さんは、ネットで何か調べ始めた。 「あっ、そこは右だな。」とか「あっ、そこは真っ直ぐだよ」美姫さんが隣で僕に話しかける。 どうやら美姫さんは、僕がやっているゲームの攻略サイトを見ているようだ。 「あのさ、ゲームしてる横で種明かしを辞めてく

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  • そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world

    バイオハザード 【公開】2002年(ドイツアメリカ・イギリス映画ゲームが原作なんですが…! 私はゲームは少しだけしたんですが最初の最初で怖くてギブアップでした。 生物兵器を作った会社 vs 謎の女性の話です。 シリーズ後半(全6作品)になるにつれてゾンビが進化します。 有り得ない話じゃないのかもしれません。

    そのドアは開けてはいけない! | fic-tion world
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/01/13
    ゲームはプレイしましたが映画は見た事がないので見てみたい
  • 映画に行こう~。 | fic-tion world

    お兄ちゃんが夕飯をべに来て、そのまままったりとみんなでテレビを見ていた時、 「あっ、この映画見たいんだよね~」とお兄ちゃんが言った。 「あっ、僕も」ちょうど僕も見たい映画だった。 「お父さんも見たいなぁ~」とお父さんが言う。 「3人で見に行く?」と僕が言うと 「私は?」と美姫さん。 行きたいなら行きたいっていえばいいのに…。 「美姫さんも行くの?」と僕が聞くと 「行く。」とひと言。 どうせ寝るのに~と僕は思う。*1 まぁ、4人で出かけるのも悪くない。 「さて、いつ行くか。」とお父さんがカレンダーを見る。 「思い立ったら吉日だから、明日は?」とお兄ちゃん。 「明日は、仕事だけど、夕方からなら大丈夫だよ。」とお父さん。 「うん。僕も冬休みだから大丈夫。」と僕が言うと 「俺も大丈夫。」とお兄ちゃん。 「私も予定ないよー」と美姫さん。 うん。分かってる。 次の日ー。 「ショウ。映画の券は、大人が

    映画に行こう~。 | fic-tion world
    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/01/05
    どこでも良いと言っても四隅の席をとるとは面白い
  • 今年もよろしく~ねっ | fic-tion world

    トントントントン。 キッチンの方から音がする。 お父さんが朝ごはんを作ってくれている音だ。 魚の焼けるいい匂いもしてきた。 あれ?この匂いは……おだ。 今日はお正月。1月1日だ。 あっ。お雑煮の匂いもしてきたぞ。 僕は、ベットからガバッと起きる。 ……今日はお正月。1月1日……。 目がパッチリと覚める。僕は、ドキドキしながら抜き足差し足でキッチンに向かう。 と、その途中でお父さんに会った。 お父さんと目が合う。お父さんがうなづく。 あぁ……やっぱり。。。 力の抜けた僕は、キッチンに続くドアを開ける。 「あら、ショウ。あけましておめでとう。早かったのね。」とにこやかに朝ごはんを作る美姫さんの姿があった。 ぼくんちの元旦は恐怖だ。 だって、美姫さんが働くから。 今年だって朝早く起きて、朝ごはんを準備してくれて…洗濯まで干したり…。 と言っても美味しい朝ごはんが待っているわけでは無い。 僕とお

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2020/01/03
    明けましておめでとうございます今年もよろしくお願いします\(^o^)/
  • 家庭が基準 | fic-tion world

    僕が、つい最近まで勘違いしていた事がある。 美姫さんのせいなんだけど。 それは、お歳暮の話。 12月に入ると僕の家にはおじいちゃんから美姫さんにお歳暮が届く。 僕は美姫さんとお父さんからお歳暮を貰う。 これが当たり前だと思ってたんだ。だって美姫さんが「お歳暮ってのは、一年間お世話になった人に【ありがとうの気持ち】を渡すものだよ。」と言っていたからね。 僕が美姫さんとお父さんに貰うわけは“一年間、可愛さをくれたから”らしい。 そして美姫さんがおじいちゃんに貰うわけも“一年間、可愛さを与えた”かららしい。 だから、僕は12月はクリスマスプレゼントとお歳暮を貰っていたんだ。 年末の話をもう一つ。 美姫さんは、年賀状を絶対に出さない。 毎年、喪中らしい。 「今年はね、庭のアリが亡くなっているのを夏に見たよ。」だってさ。 自分の家の敷地内にいるものはすべて家族らしいよ。 家の中の虫は退治するのにね。

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    mikotomikaka
    mikotomikaka 2019/12/30
    いつも楽しく読まさせて頂いています来年もよろしくお願いします\(^o^)/
  • 12月25日 | fic-tion world

    今年もこの日がやってきた。 小学6年にもなるとサンタさんは誰なのか、周りの友達もわかってくる。 僕はって? サンタの正体はわかっている。 でも、家では禁句なんだ。 12月に入ると美姫さんが「ショウ。サンタさんにお手紙書かないとね。」と必ず言ってくる。 そう、美姫さんがどうやらサンタをまだ信じているらしいんだ。 僕はサンタさんに手紙を書く。 美姫さんも手紙を書き、その手紙はお父さんに渡す。 お父さんもお父さんで「今年もサンタの手紙預かったからね。ちゃんとサンタに渡しとくから。」と言う。 「こうちゃん、ちゃんとサンタに渡しといてよ。」と美姫さんが言う。 僕に見せている小芝居のようだが、美姫さんもお父さんもいたって真面目だ。 僕んちのプレゼントは25日に朝起きると届いているシステムだ。 24日の日は、美姫さんは20時にはベッドにはいる。昨日なんか、19時過ぎには寝てたし。 いつサンタさんが来ても

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  • 1+1>2 | fic-tion world

    前回のお話 ➡ 真実はいつもひとつ? 「ちょちょちょっとまって。」と僕はお父さんとお兄ちゃんをダイニングテーブルの椅子に座らせる。その向かいに僕が座る。 「あのさ、急にお兄ちゃんが出てきたらビックリするし、意味わからないし。」と僕が言う。 お父さんとお兄ちゃんが、顔を見合わせる。 そして「あぁ。」と言い、「賭けをしてたんだよ。」とお父さん。 続けてお兄ちゃんが「そう、ショウが俺の事を覚えているかの賭け。ショウが覚えて無かったら母さんの勝ちで、ショウが覚えてたら俺の勝ち。」 「でも、なんでお父さんは教えてくれなかったの?」と僕が聞くと 「そりゃ、美姫さんにお父さんがショウに教えた事がバレたら、大変な事になるだろう。」とお父さんがすまなそうな顔をする。 うん。それはわかる。 「じゃぁ、写真とかは何でないの?僕のはたくさん飾ってあるのに」と僕が聞くと 「家を出る前日に俺が全部シュレッダーにかけた

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  • 白いモジャモジャの髪+ヒゲ≠サンタクロース | fic-tion world

    「おう~。ショウ」と学校の帰り道、聞き覚えのある声がする。 お兄ちゃんだ。と、僕はお兄ちゃんを見て、ギョッとする。 髪の毛が真っ白のモジャモジャになっていたからだ。 「お兄ちゃん。その頭、どうしたの?」と僕が聞くと 「いい仕事を見つけてな。その準備。」とお兄ちゃんが言う。 もうすぐクリスマスだから、サンタかなんかのバイトかなと僕は思う。 「サンタのバイト?黒髪でも大丈夫じゃない?」と僕が言うと 「サンタじゃないよ。ジャムおじさん。今からまだ準備があるんだ。じゃぁなショウ。」とお兄ちゃんは、行ってしまった。 ……ジャムおじさん? 背筋がゾゾゾとしてきた。 風邪かな?僕は家路をいそぐ。 「ただいま~」と家に帰りつくと美姫さんが 「ショウ、聞いて。ジャムおじさんが見つかった」と言った。*1 ん??? 僕がキョトンとしていると 「康夫さんのとこにね、【ジャムおじさんです。面接希望】って連絡がきたん

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