前回に引き続き著者別企画第四弾。今回は11月9日に電撃文庫から期待のシリーズ「三角の距離は限りないゼロ」の4巻目が刊行される岬鷺宮さんです。 岬鷺宮さんは 2012年、第19回電撃小説大賞にて投稿作「失恋探偵ももせ」が《電撃文庫MAGAZINE賞》を受賞してデビューを果たした作家さんです。「失恋探偵ももせ」以降はやや作品的に試行錯誤が続いた感もありましたけど、「読者と主人公と二人のこれから」そして 「三角の距離は限りないゼロ」で再び注目を集めつつあります。 「三角の距離は限りないゼロ」と「読者と主人公と二人のこれから」の登場人物たちは同じ高校の同級生、そして「失恋探偵ももせ」「失恋探偵の調査ノート」もしっかりと繋がる同じ世界観の物語だったりします。そんな物語の繋がりを楽しむのもいいですし、まだ未読の作品があったら過去作もぜひ読んでみてください。 1.三角の距離は限りないゼロ (電撃文庫)
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