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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (193)

  • 無心であり続けるが、ヒットを生む:日経ビジネスオンライン

    世界39カ国、41言語に翻訳され、これまで出版した8冊の販売部数は1600万部。出す、出す、ことごくミリオンセラーを記録するフランス人作家の活躍ぶりを知る日人は少ないだろう。 マルク・レヴィ氏。1961年生まれは、バラク・オバマ次期米大統領と同じ。レヴィ氏の語り口はオバマ氏のような熱気に溢れるものではないが、人の想像以上に人々の心をとらえてしまった点では、共通するものがある。 人への関心、生への感謝――。17歳から7年間赤十字の仕事に従事した時、瀕死の状態の人間を多数見てきたレヴィ氏は、「命があればこそ、希望は必ずそこにある」という亡き祖母の言葉を心にとどめ続けている。 大ヒットの背景には、人には宗教や人種の違いもなく、善も悪も乗り越えて生を分かち合うもの、というメッセージが作品の根底にあり、何かと殺伐とした現代に一抹の安堵をもたらしているからかもしれない。レヴィ氏に話を聞いた。

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  • 第8講 苦しい時こそ「考える」より「動く」:日経ビジネスオンライン

    堤陽子は、埼玉県の高校を中心に、アセスメントを通じたコンサルティング営業を担当している。 「日教育現場のカイゼンに自分が役立ちたい」―― そう強く願って、通信教育や、教育に関する出版事業などを手掛けるベネッセコーポレーション9783に入ったのは昨春のことだ。 堤が自分の仕事に「教育」を意識し始めたのは、大学時代にアルバイトで予備校の講師をしていた時だった。人に物事を教えて、その人が知識を習得し、無事に念願の大学へ入ってくれることが何よりもうれしかった。 そして教育を自分の仕事にしたいと気で考えるようになったのは、大学4年生の時だった。 早稲田大学国際教養学部教授のカワン・スタントとの出会いがきっかけだ。「教育」に関心を示した点では同じだが、その理由は180度違う観点によるものだった。 受験に合格するのがすべて、という塾講師から、受験だけがすべてではないというスタントの考えに共鳴しての

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  • 格差問題はどうしたら解決できるのか 長時間労働をやめて考えてみよう!:日経ビジネスオンライン

    所得格差はどうすればなくなるのか? 問題をじっくり考えて、自分や子供世代に教育投資をする必要がある。 そのためには時間に余裕を持たなくてはならない。 今年は個人の経済格差の問題が随分話題になりました。米大統領選の大きな論点は格差の是正でした。レーガノミクス以来の新自由主義は、米国全体の成長率を大きく底上げしたものの、米国内にとてつもない格差をもたらしました。 米国の民間調査団体、公正経済連合と政策研究協会が2007年8月に発表した共同調査報告「Executive Excess 2007」によると、2006年度における上位企業500社(米フォーチュン誌による)のCEO(最高経営責任者)の平均年収は1080万ドル(約10億3669万円)で、一般労働者の2万9544ドル(約284万円)と比較して何と365倍でした。 米国ほどでないとしても、日でも格差は大きくなっています。ショッキングな数値は、

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  • 広告都市、シブヤを歩け:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン ぼくは、ほぼ毎日、渋谷の街を歩いています。その渋谷の街には多種多様な広告があふれています。駅周辺の巨大看板は、この秋スタートの新しいテレビドラマの番組宣伝や、携帯各社の新料金プランの告知、大物ミュージシャンのニューアルバムの発売など、実に華やかです。 スクランブル交差点から見上げるとビルの高いところに街頭ビジョンがあって、CMなどが放送されています。雑踏の音にかき消されがちですが、そうしたCMの音声、タレントの台詞や音楽なども、聞こえてきます。 交差点の横断中には、隣の女子高生から「あー、このドラマ、1回目見逃した~」「まじ~、超おもしろかったよ!」といった会話が聞こえてきます。 信号が変わると、さっきまで女子高生が会話をしていたあたりを、大

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  • 原点回帰から「涙そうそう」は生まれた:日経ビジネスオンライン

    日経ビジネスは11月24日号の特集で、「縮み志向を吹き飛ばせ!熱い職場」と題して従業員の士気の問題を取り上げた。連動インタビューとして、企業トップや現場のリーダーの声をお届けしていく。シリーズ第9回は芸能タレントや音楽家などの育成、管理を行うアミューズの畠中達郎社長。 多くの所属アーティストをスランプから救った経験から、「モチベーションアップに大切なのは原点回帰」と語る。 アーティストという才能とどう出会って、育成していくか。私たちの仕事そのものです。アーティストと言っても、アミューズにとっては従業員の話をすることと同じです。私たちの会社は定着率が比較的高い。必然的に長い時間を、アーティストと過ごします。 アーティストのプライベートは関知しないという建前がある一方で、仕事をやって終わりというわけにいかないことも確かです。私たちは個人の生活についてもきちんと管理する責任も持っています。いわば

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  • 梶原しげるの「プロのしゃべりのテクニック」:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    プレゼンや会議などで言いたいことが思うように伝わらず、困っているビジネスパーソンは多いのではないだろうか。そこで、しゃべりのプロ、アナウンサーの梶原しげるさんが、相手に伝わる話し方のコツを伝授する。プロのテクニックを、ビジネスの現場でぜひ生かしてほしい。 梶原 しげる(かじわら しげる) 1950年生まれ。早稲田大学卒業後、文化放送のアナウンサーになる。92年からフリーになり、司会業を中心に活躍中。東京成徳大学客員教授(心理学修士)。【梶原しげるオフィシャルサイト】 著書に 『すべらない敬語』 『図解版 口のきき方』 『そんな言い方ないだろう』 『老会話』 ほか。

  • 【遙 洋子の「男の勘違い、女のすれ違い」】「俺は聞いてない」の女性版:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「俺は聞いていない」は、権威主義の男性上司の常套句だと思っていた。だが、昨今は、キャリアウーマンがその言葉を吐くのを目撃するようになった。 ある出版社でのこと。 の売上部数が落ち、出版界は今そのことで深刻な打撃を受けている。私も執筆者として売上向上の営業努力を課せられる立場だ。 「私のを100冊自宅に送ってください」と担当者の女性に注文した。が出版されるとその宣伝のためにを各番組にばら撒くことが多いからだった。 「わかりました」とその女性は返事した。 そして、私のところにが届いたのはそれから10日後だった。私がいろんな番組に出演した後だ。新刊はすぐには書店に並びきれておらず、仕方なく私は手ぶらでの宣伝に回った。 「なぜすぐ送ってくれなかったのか」と言うと、その女性は、「“急ぎ”とは聞いていませんでしたから」と返事した。 数カ月後に大きなイベントを控えていた。 「私のを会場で売

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  • オトナグリコの衝撃〜だったらキャンペーンサイトの役割は何なの?:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン グリコの大人向けチョコレートのシリーズ「OTONA GLICO(オトナグリコ)」の新CMがネット上でたいへんな話題です。 長年にわたって日曜午後6時半からオンエアされているアニメ「サザエさん」。この「サザエさん」のエンディングテーマがテレビから流れると、強制的に週末の終わりを実感させられ、翌日からまた始まる会社や学校のことを思い出して憂になる、いわゆる「サザエさん症候群」なる言葉があるほどの「国民的アニメ」です。 そんな国民的アニメの25年後の世界を実写化したのが今回のCMです。磯野家の兄妹、カツオを浅野忠信、ワカメを宮沢りえ、タラちゃんを瑛太、そして家族同様の付き合いのイクラちゃんを小栗旬が演じるという、国民的アニメにふさわしい豪華なキャ

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  • 第5回:アバウト・ア・ボーイ:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    好きな映画監督の1人にウディ・アレンという稀代の天才がいて、天才が故に少し変わっている人らしい。会ったことがないからわからないが。あくまで噂で聞いた話。噂を信じちゃいけないよ、特にウブな人を話題にするときは。どうにも止まらなくなるから。 その天才が、ある俳優のエージェントオフィスに直筆のファックスを送りつけた。 「いま書いている脚に、外見はいいが中身は腐った男がいて、きみにぴったりの役柄だと思うのだが、どうだろう。出演してもらえないか」 天才である。大好き、こういう感覚。 もし私がこういう文面でファックスなりメールを送りつけようものなら、先方は間違いなく真に受けて、それを単なる嫌がらせか“毒”と思い込む。日頃の行いのせいか。あるいは、コラムでの陰険な書きッぷりのせいか。おそらくは両方正解。 だから、見た目はよくても人間的にサイテーの野郎のことを書こうとしたらきみを思い出した、きみのサイテ

  • 【第2回】女性が得意な“共感力”に 依存しすぎると消耗することも:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 先週このコラムをスタートしたところ、多くの方からコメントをいただきました。ありがとうございます。皆さんのご意見やご感想を伺いながら、今後の記事にも生かしていきたいと思います。 さて前回は、女性は人間関係をメンタルで考えてしまうと書きました。これは言い換えると、女性は「共感力」を重視しているということです。女性(特に日の女性)は、子どもの頃から他人に共感し、他人を否定しない能力を周囲から期待されて育つので、共感力はとても発達しています。これは決して、悪い能力ではありません。 しかしこの共感力が強くなりすぎてしまうと、仕事でも、友人でも、家族でもすべての人間関係に「恋愛的な関係性」を築こうとします。ことに仕事の場で共感力をあまり発揮しすぎると、

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  • ネットバブル崩壊後 社員流出に悩まされた だから、「志がある人」を集め、ほめていく:日経ビジネスオンライン

    団塊世代の大量退職少子化による人口減少など、企業にとって「人材の育成」が不可欠な時代となってきました。社員に成長のチャンスを与え、優秀な社員を育て、企業として生き残っていくためには、人を育てるという「人事」は非常に重要な役割を担っています。しかし、実際の現場では「社員育成」を「組織の仕組み」として組み込んでいる企業が減ってきているように思います。その中で、サイバーエージェントは、ネットベンチャー企業の中では、珍しく(といっては失礼ですが)多様な人材育成の仕組みに取り組んでいる企業の一社。人事部長曽山哲人氏に、人事部の役割や仕組み作りについてうかがった。 曽山:サイバーエージェントは「21世紀を代表する会社を創る」というビジョンを持っています。家族や友人など身近な人たちに「このサービスは自分がアイデアを出したんだよ!」と言える、新しいインターネット事業を展開していくことを目標として

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  • 街で発見! 一瞬で伝わるコミュニケーションの極意:日経ビジネスオンライン

    「ピクトグラム」をご存じだろうか。毎日といってよいほど私たちが目にするものだ。例えば、駅などで見かける“男と女”はトイレの意味。歩道に設置されている“タバコに赤い丸枠と斜線”は路上禁煙の意味。情報や注意などを視覚的に伝えるこうしたマークがピクトグラムだ。 絵柄による情報伝達の機会は、街でピクトグラムを見る以外にも私たちの生活の中で増えている。最たる例がメールの絵文字だろう。文字のメッセージを強調させる効果があるとされる。とはいえ、軽い気持ちで絵文字を使い、怒ってはみせたものの、必要以上に相手に気を使わせてしまった経験はないだろうか。意図した情報を伝えるには、絵文字も使いようといったところだ。 その点、ピクトグラムのデザインは、私たちのコミュニケーションの参考になる部分が多い。単純でありながら正確な情報を利用者に伝えることが使命だからだ。道案内のピクトグラムなどは、人が絵文字情報を入手してか

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  • それは、あえて流行にしたくない:日経ビジネスオンライン

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    それは、あえて流行にしたくない:日経ビジネスオンライン