海の旅を五感で体感できるホールイベント「AQUARIUM BY NAKED - TO THE SEA-」(以下、アクアリウム)が8月末まで開催されます。今回はこの新感覚のイベントを制作したネイキッドの村松亮太郎さんと、電通の米山敬太さんが語り合います。 取材・編集構成:金原亜紀 電通イベント&スペース・デザイン局 演出におけるテクノロジーの意義 米山:電通で私が所属している部は「エクスペリエンス・テクノロジー部」というのですが、ネイキッドのアクアリウムでは多くのテクノロジー演出が入っています。村松さんにとって演出におけるテクノロジーの役割をお聞かせください。 村松:テクノロジー表現は一つの武器にはなるでしょうけれど、それはあくまで絵を描くときの筆と一緒。何かイベントをやるときもテクノロジー博覧会をやりたいわけではない。お客さまは楽しみに、感動するためにそこに行っているので、テクノロジーの知