2.配列の基本的な考え方 配列とは、ごく簡単にいってしまうと、複数の値をひとまとめにして扱えるように工夫されたデータの構造のことです。 Excelやプログラミングでは、数値や文字列といった「値」を持ったデータを扱います。 普通のデータを一戸建ての家とするなら、配列というのは、いわばアパート・マンションのような集合住宅です。 ここでは各データの「値」を、それぞれの家(部屋)に住んでいる住人の数ということにしましょう。 たとえば、Aという一戸建ての家には4人の家族が住んでいます。 一方、Bという平屋建てのアパートには4つの部屋があり、それぞれに異なる数の住人が住んでいます。 また、Cという二階建てのマンションには各階に3つずつ、合計6つの部屋があり、やはりそれぞれ異なる数の住人が住んでいます。 これらを図で表してみます(右図)。 Aの家の住人の数を知りたい場合、この家を特定するためには「A」と