「サブカルの聖地」「タブーなき言論空間」と呼ばれる場所が歌舞伎町にある。トークライブハウス・ロフトプラスワンだ。約150席の空間で、多種多様なイベントが日々開催され、登壇者はトークをはじめとした思い思いのスタイルで発信を行う。 【写真】ロフトプラスワンの味わい深すぎる店内の様子 観客も見聞きするだけでなく、質問や意見を自由にぶつけることができ、登壇者と活発なコミュニケーションが交わされる。そのため会場の一体感は大きく、圧倒的な臨場感のなかでイベントが進行していく。 世界の臭い食品の試食会、仮面を着用しての読書会、レイシズムに関する討論会、人気男の娘のファンイベント……これらは筆者が参加したイベントの一部だが、いかに多様かが伝わるだろう。このライブハウスは、いかにしてここまでの存在感を放つようになったのか。ロフトプラスワンを運営するロフトプロジェクトの社長・加藤梅造さんに聞いた。 ■朝まで交