はじめに@typesスコープを管理しているDefinitely Typedは、Microsoftから支援を受けているものの、Microsoftの脆弱性報奨金制度におけるセーフハーバーの対象ではありません。1 本記事は、公開されている情報を元に脆弱性の存在を推測し、実際に検証することなく潜在的な脆弱性として報告した問題に関して説明したものであり、無許可の脆弱性診断行為を推奨することを意図したものではありません。 Definitely Typedに脆弱性を発見した場合は、Definitely Typedのメンバーへ報告してください。 要約Definitely Typedのプルリクエスト管理Botに脆弱性が存在し、悪意のあるプルリクエストをDefinitelyTyped/DefinitelyTypedリポジトリへマージすることが可能だった。 これにより、npm上の@typesスコープ配下に存在す
![npmの@typesスコープにおける任意のパッケージの改竄](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f94e7c64ba011cc1f46ab9681157cdea92a82187/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblog.ryotak.net%2Fimg%2Fog.webp)